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松本健一さん死去、68歳 評論家、北一輝の研究

2014年11月28日 16時12分 JST | 更新 2014年11月28日 16時13分 JST
時事通信社

戦前の思想家・北一輝の研究で知られる評論家で麗沢大教授の松本健一(まつもと・けんいち)さんが11月27日、死去した。68歳だった。毎日新聞などが報じた。

群馬県生まれ。1968年、東京大経済学部卒。民間企業を経て、法政大大学院に入り近代日本文学を専攻。在学中に刊行した「若き北一輝」で単行本デビューした。右翼の巨頭のイメージが強かった北一輝の実像を実証的に明らかにした。また、現在を幕末と第二次世界大戦後に次ぐ「第三の開国」に当たるとして、日本の変革を論じた。日米関係や東アジア外交史にも詳しく民主党政権では内閣官房参与も務めた。歴史や文学、思想史に精通し著作や講演、テレビなどで幅広く活躍した。

訃報:松本健一さん68歳=評論家 「評伝 北一輝」 - 毎日新聞 2014/11/28 15:00)

京都精華大教授、麗沢大教授などを歴任。「近代アジア精神史の試み」でアジア・太平洋賞大賞、「日本の近代1 開国・維新」で吉田茂賞、「評伝 北一輝」(全5巻)などの業績で2005年に司馬遼太郎賞、毎日出版文化賞を受賞した。石川啄木、大川周明らの思想も研究、日本近現代の精神史からアジア文化論まで広い視野で独自の境地を開いた。

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