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ローニン・シミズ、12歳の少年が自殺したことを忘れないで下さい。

2014年12月07日 20時26分 JST | 更新 2015年02月21日 22時46分 JST

アメリカ・カリフォルニア州に住む12歳のローニン・シミズさんが、12月3日午後3時頃、自らの命を絶った。ローニンさんはチアリーディングのクラブに所属する唯一の男子だったことで、いじめにあっていたという。CBSなどが報じた。

ローニンさんは地元の中学校で演劇クラブに所属する一方、フットボールのジュニアチーム「ビスタ・ジュニア・イーグルス」で、チアリーダーとして活動していた。ローニンさんの友達の一人は、「チアリーダーだったことが理由で、彼をゲイと呼ぶ人がいた」と話した。

地元学区の広報担当者によると、ローニンさんへのいじめは、長く続いていたという。現地メディアのFOX40は、いじめが原因でローニンさんは、2013年に学校を去ったと報じた。演劇クラブでローニンと一緒だった生徒は「学校を去るときのローニンを、ロッカールームで見た。とても嬉しそうだった」と振り返った。

別の11歳の友達は、ローニンさんがいじめられることはおかしいと指摘する。

「好きなことをすることは、人間の権利です」。

ローニンさんの両親は5日、フットボールチームのホームページに次のようなメッセージを寄せた。

息子を失ったことは、私たちの生活を変えた。これからも永遠に、変わることになるでしょう。

この深い悲しみにある困難な状況のなかで、家族や友人、地域の皆さんから受けた愛と支援は計り知れず、言葉にできないほど感謝しています。

私たちと親しかったかたはもちろんローニンのことを知っているでしょうが、今、この悲劇は、世界中に広がっているため、少しローニンがどんな子供だったかを紹介します。

ローニンはこの地球上で、最も愛情にあふれ、心が優しくて人の気持ちがよく分かる、また、芸術的でユーモアにあふれた子供の一人でした。彼は自分の気持ちに正直になることを恐れず、私たちは彼の親として、彼が情熱を傾けるものは何でも認め、また、彼に特有な性質を理解できない少数の人からは、彼を守ってきました。

既にご存知でしょうが、ローニンはチアを愛し、また芸術やファッションを愛し、スカウトや、また、最近ではボートのメンバーでもありました。

彼に特有な性質が原因で、いじめられていたことは事実です。ローニンは、彼のユニークな部分を理解できない、または受け入れられない人たちからいじめられていました。チアリーニングに参加していたからという理由ではなく、ローニンだからという理由でいじめられていたのです。

私たちは彼の親として、ファッションや芸術の世界などで、彼がいずれ世界に影響を及ぼす存在になるだろうといつも思っていました。神や仏が彼に対してより重要な役割を与えたのかはわかりませんが、この悲劇を何か肯定的な、別の愚かな悲劇を防止するための希望に変えることが、私たちは彼の親としてのミッションだと思っています。

最後に、いじめを防止することは、学校でだけではなく家庭においても必要だということを、どうぞ忘れないで下さい。

ありがとう。

ブランドンとダニエル・シミズ

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