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写真は語りかける 飢えと貧困のなかで生きる希望を(画像)

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年末年始といえば、クリスマスやお正月のご馳走を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、いま世界では9人に1人が健康的な生活を送るために必要な食糧を得ることができずにいる。

ナショナル・ジオグラフィックと食糧支援団体「Feeding America」は世界中の写真家たちに呼びかけ、世界のあらゆるところで飢えに苦しみ、闘う人々の姿を捉えた写真を募集した。その結果、「The Story of Hunger and Hope(飢えと希望の物語)」と題されたこのプロジェクトに、世界中から5千枚以上の写真が寄せられた。

「飢えは、すべての人種、すべての年齢、そして世界のどんなところにいる人にも影響を及ぼす問題だ」と、ナショナル・ジオグラフィック誌は言う。「飢えは、あなたが世界の最も豊かな国の出身だろうが、最も貧しい国の出身だろうが関係なく忍び寄る」と。

以下が、世界中から集められた写真の中でも、最も力強い作品たちだ。すべてのコレクションは、ナショナル・ジオグラフィックのウェブサイトから見ることができる。

  • Ankit Mohonto / National Geographic Your Shot
    「あたり一面霧に包まれたインドの紅茶畑に佇む少年」
  • Debajit Bose / National Geographic Your Shot
    「背後の美しい夕焼けに目もくれず、父が漕ぐ荷車を一生懸命押す少年」
  • Christina Sussman / National Geographic Your Shot
    「眠りから覚め、チャイを準備しはじめた男性。彼の家は、昼間はチャイを売る屋台になる。男性の背後には、一日を始める前の最後の一時にしがみつくかのように眠る人びとがいる。 わたしにとって、この男性こそが『飢えと希望』を象徴している。彼は明らかに疲れ果てているにも関わらず、また起き上がり、生計を立てるために仕事を始めるのだった」
  • David Evans / National Geographic Your Shot
    「食糧不足に陥る『飢えの季節』に備えて、女性たちが刈り入れたばかりの稲の束を積み重ねている。マダガスカルのこの地域では、周辺の森林でとれる絹で織物をつくる女性たちが、組合を作って商売を営んでいる。世界中に顧客を持つことで、少しずつ『飢えの季節』も過去のものとなりつつある」
  • Nguyen Phuc / National Geographic Your Shot
    「命日の食事を調理している女性。ベトナムでは、亡くなった人に食事を捧げ、遺された人びとが幸せな人生を送れるよう祈る伝統がある」
  • Sudipta Maulik / National Geographic Your Shot
    「ヒンドゥー教の伝統的なお祭りに集う人々。ヒンドゥー教の新年のお祭りでは、4日目に自然・穀物・食糧を司る神であるクリシュナを祀る。インド東部のコルカタでは、クリシュナに捧げる米を信者に投げ与える習わしがあり、信者たちは一年の飢えをしのぐために必死に米をかき集める」
  • Malgorzata Walkowska / National Geographic Your Shot
    「おいしいじゃがいもを私たちの食卓に届けるまでに、ポーランドのある地域では、農家の人々が地面に膝をつけるようにして、手でじゃがいもを育てている。私はこの男性と数分話しただけで、普段スーパーで何気なく買っていたじゃがいもに対する考えが、すっかり変わってしまった」
  • Agnieszka Napierala / National Geographic Your Shot
    「およそ400万人ものハイチ人が、現在ドミニカ共和国で暮らしている。数年前から大量の移民たちが、よりよい暮らしを求めて移住してきたためだ」
  • Sanchi Aggarwal / National Geographic Your Shot
    「毎晩、貧しい人びとに食事が配られる。私はこの写真を通して、まだインドに貧困が蔓延していることを伝えたい。手を差し出している人の鋭いまなざしが、事態の深刻さをあらわしている」
  • ParthaSarathi Nandi / National Geographic Your Shot
    「インド東部のジョイプールで、幼い息子とココナッツを売る父親」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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