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韓国原発にサイバー攻撃 コンピュータシステムに不正侵入

2014年12月22日 17時50分 JST | 更新 2014年12月22日 17時50分 JST
Bloomberg via Getty Images
A fishing boat moves toward the Korea Hydro & Nuclear Power Co. (KHNP) Wolsong Nuclear Power Plant standing by the shore in Gyeongju, South Korea, on Tuesday, June 25, 2013. South Koreas government urged efforts to conserve electricity as the nation faces shortages following shutdowns in a nuclear power industry that supplies 30 percent of the nations generating capacity. Photographer: Jean Chung/Bloomberg via Getty Images

[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の原子力発電所のコンピュータシステムが不正侵入されたことが分かった。失われたのは重大な機密データではなく、同国の原子炉23基の安全性に影響はないという。

産業通商資源省は、国内の原発は原子炉の安全性を脅かすハッカーの侵入を阻止することができると強調。同省のChung Yang-ho次官はロイターの電話取材に対し「原発の制御システムには何らリスクはない」と述べた。

電力会社の韓国水力原子力発電(KHNP)は、「社会不安を引き起こすことを狙った向きによる仕業」との見方を提示。「原発の監視システムは完全に独立しており、ハッカーらがサイバー攻撃により原発を止めることは100%不可能だ」と説明した。

インターネットでは、ハワイに拠点を置く反核グループの委員長を自称する人物がツイッターでサイバー攻撃への関与を示唆。老朽化した3カ所の原発を25日までに停止するよう求め、実現しなかった場合は盗んだ情報を公開するとほのめかした。これについて同省は、投稿内容の確認はできていないと述べた。

産業通商資源省とKHNPは、今回のハッキングと北朝鮮との関係について言及しなかった。