ハイチ大地震から5年 当時と今の移り変わりを画像で追う

ハイチが、22万人以上の人々の命を奪った2010年の壊滅的な大地震から5周年を迎えた。地震前後の写真を重ねてみた。
AFP / Getty Images

カリブ海の島国ハイチは1月12日、2010年の壊滅的な大地震から5周年を迎えた。この日教会では礼拝や儀式が執り行われた。

マグニチュード7の地震は、首都ポルトープランスの大統領官邸やサクレクール教会といったランドマークを破壊した22万人以上の人々の命を奪った、現代最悪の自然災害の一つだった。

地震で夫と妹を失った Gladys Lambard さんは12日、AP通信に対し、災害の悲しみは永遠に続くと語った。「きょうは、私が決して忘れることのできない日だ」。

ハイチは世界で最も貧しい国の一つだ。半分以上の人々は混雑したスラム街に住み、6割もの人々が1日2ドル未満で生活している。また、地震や津波など多くの自然災害が発生する危険に直面している。

次の画像は、2010年の大地震の前と後を重ねたものだ。地震を挟んで、ハイチがいかに大きく変化し、一方でほとんど変わっていないのかがよく分かる。

2010年1月14日と2014年12月29日の、首都ポルトープランスのサクレクール教会の敷地。Credit: AFP / Getty Images

大地震発生から2日後の2010年1月14日と、2014年12月29日のポルトープランスの同じ通り。Credit: AFP / Getty Images

2010年1月14日と2014年12月29日の、ポルトープランスのサクレクール教会の敷地。Credit: AFP / Getty Images

2010年1月14日と2014年12月29日の、ポルトープランスのハイチ最高裁。Credit: AFP / Getty Images

2010年1月14日と2014年12月29日の、ポルトープランスの繁華街。Credit: AFP / Getty Images

2010年1月14日と2014年12月29日の、ポルトープランスの繁華街。Credit: AFP / Getty Images

2010年1月13日と2014年12月29日の、ポルトープランスの国立宮殿の敷地。Credit: AFP / Getty Images

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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