妊娠が発覚して1時間後に4592グラムの赤ちゃんを出産した女性「ウソでしょ?」

マサチューセッツ州ウェイマに住む23歳の女性ケイティー・クロパスさんは腹痛を感じ、病院に連れていってほしいと祖母にお願いした。病院に行くと、彼女は妊娠していて、すでに臨月だと知ることになった。
wcvb

1月6日、マサチューセッツ州ウェイマに住む23歳の女性ケイティー・クロパスさんは腹痛を感じ、病院に連れていってほしいと祖母にお願いした。病院に行くと、彼女は妊娠していて、すでに臨月だと知ることになった。

妊娠が発覚した1時間後、クロパスさんは4592グラムの健康な女の子をに出産した。地元紙「NECN」によると、彼女は娘の名前を祖母にちなんでエリーと名付けたいと思っている。

クロパスさんは取材に対し、「その時の私は、『ウソでしょ?』という感じで、何も考えられませんでした」と語った。

クロパスさんは避妊しており、月経周期は比較的規則正しく、年末年始は食べ過ぎで体重が増加していたという。2年前から交際しているボーイフレンドのダン・キーフェさんは、今回の出来事を知るとすぐにクロパスさんの母親カレンさんに電話したが、彼女はダンが冗談を言っているのだろうと思ったという。

デイリーニューズ」紙のインタービューに答えたクロパスさんは、自分の妊娠に気が付かなかった彼女を、病院のスタッフらはからかったと語った。

「4592グラムの赤ちゃんをお腹に抱えて生活していたのに、どうして何も気が付かなかったの?」とスタッフに言われたという。「自分でもどうして気がつかなかったか分かりません。でも今はワクワクした気持ちでいっぱいで、サポートしてくれた皆さんに感謝したいです」。

女性が出産まで自分の妊娠に気が付かないケースは、『クリプティック・プレグナンシー(cryptic pregnancy)』とも呼ばれおり、世間で思われているほど珍しいことではない。

医師のジェナ・ピンコット氏は2011年にハフポストUS版へ寄稿したブログで、「彼女たちが妊娠に気が付かないのは、単純に体重の増加、吐き気、腹部の膨らみといった妊娠の症状がないからです。生理はまだあったかもしれませんが、たいてい不規則であった可能性も考えられます」と述べている。

「妊娠の症状があったとしても、わずかであるために間違えられやすく、何か別の理由のせいだろうと思われてしまうのです、例えば消化不良などです」。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事