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「シャルリー・エブド」の漫画家を「すぐ絞首刑に」パキスタンでデモが暴徒化

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パキスタンの抗議団体が1月15日、東部ラホールの街中を行進し、フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」の漫画家の処刑を求めた。パキスタンの無名な宗教団体から約300人が集まり、「シャルリー・エブドをぶっつぶせ」と書かれたプラカードや預言者ムハンマドの風刺画を描く人間の絞首刑を求める横断幕を掲げた。その集会は街の中心地の主要道路に始まり、アメリカ領事館の外側まで達した。

同じ日に、パキスタンの弁護士らが、大量に発売された「シャルリー・エブド」の表紙に預言者ムハンマドの絵が描かれたことに抗議して、首都イスラマバードの国会前を行進した。サルダール・モハマド・ユースフ宗教大臣によれば、イスラム教徒が冒涜とみなす可能性のある雑誌の発行を強く非難する決議が行われた。多くの国と同様に、パキスタンも「シャルリー・エブド」パリ本社での悲惨な暴動を強く非難した。その惨劇では編集者、漫画家、また2人の警察官を含む12人が殺害された

AP通信によると、その決議は広く象徴的なものである。ユースフ大臣は国会議員の何人が出席したかを明かさなかったが、全政党の議員がその議案を支持したことを強調した。その決議はまた、いかなる口実があるとしても、暴力の使用を非難している。投票のあと、議員の一団が議会の外を行進し、「預言者の名の下に、我々は死ぬ用意ができている」と繰り返した。

ユースフ大臣はその決議が同国内のすべての常設外交使節団と国際連合に送付され、その風刺画に対するパキスタンの以下の意味の抗議を正式に表明すると発言した。その風刺画は「我々の宗教心を深く傷つけるものである」。イスラム教は一般に預言者ムハンマドの描写を禁止しており、イスラム教が支配的なパキスタンでは、その風刺画を冒涜的とみなす立場が多数である。

「シャルリー・エブド」は言論の自由を訴え、風刺画の発行の正当性を主張している。しかし、多くの非イスラム教徒が、多くのイスラム教徒と同様に、それを不快なものと考えている。ペシャワルの北西の街で13日、1人の強硬派の聖職者がその風刺を行った出版社を襲撃したサイードとシェリフのクアシ兄弟の招魂祭を執り行い、その襲撃を称賛した。約40人が出席し、その出版社を強く非難する横断幕が掲げられ、クアシ兄弟への称賛の声が繰り返しあげられた。

フランスでは、不敬な新聞社への襲撃で殺害された人々の葬儀が行われた。テロ事件発生後、初めて発行された号が各地で売り切れになった最中のことであった。

15日、南部カラチで「シャルリー・エブド」最新号で預言者ムハンマドの風刺画を載せたことに対するパキスタンの学生による反対集会が暴徒化し、警察が威嚇射撃や高圧放水砲を行い、デモを解散させた。その混乱の中で、AFP通信のカメラマンが銃撃され、負傷した。

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しかし、「シャルリー・エブド」最新号の表紙に預言者ムハンマドが描かれたこと (多くのイスラム信仰者を侮辱したと思われる行動) に反対する集会がイスラム世界に広がり、暴力がエスカレートするのではとの見方がある。実際、16日はアルジェリアやニジェールでデモが暴徒化し、死者も発生している。

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この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

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