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2015年01月27日 18時40分 JST

任天堂のグッズを完璧に集めることが生きがいの男たち「幸せになるとは思いません」(画像)

YouTubeのユーザー名「Lithium017」は、カナダのオンタリオ州に住む27歳の男性。彼は任天堂製品の熱心なコレクターで、これまでに集めたアイテムの総額は5万ドル(約600万円)相当だ。

ただしもちろん、大事な思い出の品に値段は付けられない。ハフポストUS版の取材に対して「私にとってお金には代えられないものです」と、彼はメールで述べている。

Lithium017の本名はダンというが、職場でのプライバシーの問題から、名字は匿名にしている。彼は、子供の頃からの「Nintendork」(任天堂オタク)だ。コレクター歴のはじまりは、誕生日にもらっていたお金を貯めて1998年に買ったゲーム機「NINTENDO64」(N64)だったが、ダンさんのコレクション熱は、大学生の頃から、やや度を越し始めた。

2009年以降は、YouTubeに自身の「任天堂ルーム」の動画をときどきアップロードしているが、そこには、ありとあらゆる種類の「スーパーマリオ」や「ピカチュウ」でびっしり埋め尽くされた空間が映っている。

2009年の頃と比べると、今の「任天堂ルーム」は大きな進化を遂げていることがわかる。


2009年の任天堂ルーム


2015年の任天堂ルーム

それでもダンさんは、世界一の任天堂コレクターというわけではない。2014年11月に任天堂グッズを最も多く集めたとしてギネス世界記録に認定されたのは、アラブ首長国連邦のドバイで警察官をしているアハメド・ビン・ファハド氏。彼は任天堂製品に40万8000ドル(約1200万円)以上を費やしたという。

また、2014年6月には、匿名の人物がそれまでギネス世界記録に認定されていたゲームコレクターのコレクションを75万ドル(約8800万円)以上で落札し、世界最大のビデオゲームコレクターになった。このコレクションには、任天堂以外のアイテムも数多く含まれている。

しかし、世界一のコレクターでないとはいえダンさんは他のコレクションにはあまり見られない多くのアイテムを持っている。たとえば、このN64コントローラー「Millennium 2000」は、ダンさんによると限定生産1000台のうちの1台だという。

N64コントローラーは多くの種類が作られており、そのほとんどは20ドル(約2300円)ほどだが、Millennium 2000はそうではない

いくら真新しいとはいえ、19年前に発売されたゲーム機のコントローラーに600ドル(約7万円)近くもするなんて、少しおかしいと思う人もいるかもしれない。しかしダンさんにとっては、これも彼の夢のための大事なコレクションのひとつなのだ。

「最終的には、公式発売された世界の任天堂ゲーム、ゲーム機、コントローラーを集めて、ほぼ完璧に近いコレクションを揃えることが目標です」と、ダンさんは言っている。

ダンさんのコレクションの中には、世界中から集めたという、20種類のN64システムもある。中身はすべて同じだが、国ごとにパッケージが違うという理由で集めたものだ。

ダンさんの部屋には、さまざまな色の、大量の高価なゲーム機やビデオゲームの他にも、家具やクッション、フィギュアなどがいっぱいで、床から天井まで任天堂一色だ。ダンさんによると、彼の奥さんも、任天堂ルームでリラックスしたりゲームをしたりするのが好きだという(奥さん本人に直接確認できてはいないが)。

あなたの趣味の部屋には、スーパーマリオの顔がプリントされたクッションがあるだろうか?

「コレクションを増やすことで幸せになるとは思いません」と、ダンさんはハフポストUS版に述べている。「でも、任天堂のゲームを愛する協力的な人々に囲まれていることは、私にとっての助けになっています」

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]

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