インドのスラムに生きる人たち【画像】

インドは経済成長がめざましい新興国として世界的な注目を浴びている一方、格差が激しい。写真で紹介する。
Wataru Nakano

インドは経済成長がめざましい新興国として世界的な注目を浴びる一方、約12億5000万人の約24パーセントにあたる約3億人が1日1.25ドル(約150円)以下で暮らしているという貧富の格差が激しい国だ。

首都ニューデリー近郊の新興ビジネス都市グルガオン。IT産業を中心に高層ビルの建設が相次ぐ一方、そのすぐ横にはスラム街が広がっている。スラムの住人を支援しているNPO代表のアンジャリ・ボルハデさんによると、この地域には約1000人が住み、バングラデシュに近いインド東部の西ベンガル州からよりよい暮らしを求めて首都圏に移り住んできた人たちが多いという。

ゴミをあさってリサイクル業者に売ったりして生活している。ボルハデさんは「ここの子供たちは学校にも行けません。学校に行けなければ、いい仕事につくのは難しいですね」と話した。

この地を2014年12月に訪れた。写真で紹介する。

Wataru Nakano
スラムに住む子供たち。後ろはゴミの山だった=インド・グルガオン
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赤ん坊を抱える女性。東部西ベンガル州から来た=インド・グルガオン
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スラムに住む子供たち。路上にはゴミが散らかっていた=インド・グルガオン
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地面に座り込んで食事を作る女性=インド・グルガオン
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スラムの後方には、高層マンションがそびえ立っていた=インド・グルガオン
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スラムに住む子供たち。家はトタンで出来ているが、衛星アンテナでテレビを見られる=インド・グルガオン
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スラムのゴミ山に牛がいた=インド・グルガオン
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スラムのトタンで出来た家の内部。テレビが大きな娯楽だ=インド・グルガオン
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ゴミをリサイクル用に整理する男性=インド・グルガオン
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スラム街の家族たち。東部の西ベンガル州からやってきた=インド・グルガオン
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自転車を改造、エンジンをつけて三輪車にしていた=インド・グルガオン
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スラム近くで水たばこを吸う女性=インド・グルガオン
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スラム近くでナッツを売る男性=インド・グルガオン
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