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豊臣秀吉はうるさい上司?手紙や命令書をまとめた文書集を刊行へ

2015年02月04日 00時10分 JST | 更新 2015年02月04日 00時10分 JST
朝日新聞社

報告まめに要求...秀吉はうるさい上司? 文書集を刊行へ

名古屋市博物館は2日、豊臣秀吉が大名や家来に宛てた手紙や命令書をまとめた文書集を初めて刊行すると発表した。秀吉の素顔も垣間見える。愛知ゆかりの三英傑で織田信長、徳川家康は1970年代までにまとめられたが、秀吉については文書が膨大で散在し、進んでいなかった。

市博物館によると、秀吉が出したと確認されている文書類は約7千通。信長は約1400通、家康は約3700通で、個人の発給では秀吉が群を抜く。宛先は家康や毛利輝元ら大名から茶人や公家、寺社まで多岐にわたる。同館は秀吉が地元出身の縁で文書集の編集委員会を設けて全国から文書を集め、筆文字の解読、年号や人名の特定を進めてきた。

吉川弘文館が全9巻を出す予定だ。10日発行の第1巻には、1565(永禄8)年から、柴田勝家を破る賤ケ岳の戦いの1583(天正11)年までの945点。信長の後継者として頭角を現す軌跡を収める。

同館の鳥居和之学芸課長は「性格も読み解ける」と話す。例えば命令の細かさ。城攻めで速やかな報告を度々求めた。「戦況はすぐ変わる。総崩れにつながる可能性もあり、細かいところまで気を配っている。上司ならうるさいタイプかもしれない」

(朝日新聞デジタル 2015/02/03 11:31)

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