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エジプト、「アフリカで最も激しい」フーリガンが治安部隊と衝突【画像】

2015年02月09日 01時11分 JST | 更新 2015年02月09日 01時15分 JST

エジプトの首都カイロで2月8日、サッカーの試合会場に入れなかったサポーターと治安部隊が衝突し、少なくとも40人が死亡、多数のけが人が出た。アルジャジーラなどが報じた。

衝突は、エジプト・プロサッカーリーグの「ザマレク」と「ENPPI」の試合で起きた。「ウルトラス ホワイト ナイツ」と呼ばれるザマレクの熱狂的なサポーター(フーリガン)が、チケットがないのにスタジアムに入ろうとしたため、治安部隊が出動。催涙弾を発射するなどして、入場を阻止しようとした。死者の多くはその際に窒息死したという。

目撃者の一人は、事故当時の様子について「最初、何人かがそーっと入った。誰かの『来い』と言う声がして、みんなは入っても大丈夫だと思った。そのとき、治安部隊が催涙ガスを発射した。大勢が走りだしたり、フェンスを乗り越えようとしたからだ」と話した。

ウルトラス ホワイト ナイツのFacebookページには、フェンスを通り抜けようとする人々や暴動の様子が、写真で投稿されている。なかには、「暴動が起きたのは、有刺鉄線のついた入り口だけが開放されたことが原因だ」とする投稿もあった。

サッカージャーナリストのアブドウル・ムサ氏は、ウルトラスについて「アフリカで最も激しい」と説明。ウルトラスが近々暴動を起こすと脅していたとして、「治安部隊がカイロにいたのはそのためだ」と話した。

エジプトでは2012年にもサッカー場で暴動が起き、70人以上が死亡する事件が発生している。そのためこれ以降、試合の観客数は制限されてきた。この日もサッカー場の観客収容数は約3万人だったが、観客数は1万人に制限され、チケットが売り切れていた。

エジプト サッカー暴動

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