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岡本圭司さん「道が見えてきた」 転落事故で下半身麻痺のスノーボーダーが心境明かす【全文】

2015年02月18日 23時28分 JST | 更新 2015年02月18日 23時29分 JST

keiji okamoto

岡本圭司さんの公式ホームページより

プロスノーボーダーの岡本圭司さん(32)が2月7日、撮影中の事故で腰椎など十数カ所を骨折して下半身が動かない状態になった。19日、自身の公式ブログを更新。「この数日で」と題し、「怪我で閉ざされたと思った道が、ようやく本当に少しずつやけど見えてきた気がします」と前向きな心境をつづった。

以下、岡本さんのメッセージ全文を紹介する。

この数日で、意識が少ししっかりしてきた。

皆から沢山のメッセージをもらったり、僕に見えへんとこでも動いてくれてる仲間がおったり。

そういうのを見て、感じて、色々と考える時間もあったから、怪我で閉ざされたと思った道が、ようやく本当に少しずつやけど見えてきた気がします。

僕はたまたまスノーボードを通して、生きる道を学んだ訳やけど、そのおかげで毎日がしんどい反面、楽しく、最高な人や経験と出会うことが出来ました。

そして今、こういう体になり、全ての道が閉ざされたんかといったらそうじゃない気がするんです。

結局、足が動かず、見えない明日に向かう恐怖と戦うっていうのと、

今までやってきた20メートルオーバーのジャンプを飛ぶ恐怖っていうのは一体何が違うんやろう。

同じ、迫り来る恐怖や、萎縮する自分自身と戦う事自体は何も変わらない。

だから入口が違うだけで、今からやることって、実は今までの延長線上にあるし、中身は一緒なんちゃうかなって。

しかも今まで下の子らにも、口うるさく『本気でやろうと思ったら不可能はない』とか偉そうに言ってきたから、これは自分にとってもそれを言葉だけじゃなくて体現できるチャンスやとも思うし、

しかもそれがどんな形であろうと、少しずつであろうと体現できた時には、自分はめちゃカッコええ40代のおっさんになれそうな気もします。

今は毎日、妻が3時間も動かない足をマッサージしてくれてるし、空いてる時間が少しでもあれば、動いてる足や自分をイメージして、動かそうとしてます。

もらったメッセージの中に、『お医者さんに無理って言われたのに、自分を最初から信じ続けて、動いた例っていうのは今までにいっぱいある』っていうのを見て、自分に課せられた運命に限界まで足掻いてやろうと思いました。

まあ、こんな強気な事書いても、たまにめちゃくちゃ弱気になったりするんですけどね。

と、言うことで、

とりあえず、そんな感じに意識がまとまってきたんですが、向かいのベッドのおじいちゃんが夜中に寝ぼけて

ホレホレ~

こっちおいで~

ってハッキリ連呼するんでちょっと寝不足です。



BLOG - keijiokamoto.com | 岡本圭司 2015/02/19)

岡本さんは17日、撮影中に道路から転落、すぐヘリ搬送され緊急手術を受けたが脊椎を損傷して下半身麻痺となったことをFacebookやブログで告白。「今は絶対安静で首しか上げれない状態が続いていますが、神戸から妻が来てくれて、仲間が仕事を回してくれて、なんとか生きています」などとつづっていた。その後も、ファンからの激励メッセージに感謝するコメントを掲載している。

サンスポなどによると、岡本さんは神戸市出身で、高校卒業後の20歳からスノーボードを始めた。スロープスタイルとしては日本人トップクラスの活躍をみせてきた。チーム「HYWOD(ハイウッド)」を結成し、2014年ソチ・オリンピックの男子スロープスタイルで8位入賞した角野友基(18)らを輩出した。

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