4月にもモスル奪還作戦へ、対イスラム国でイラク軍など2万人超投入

米軍当局者は19日、「イスラム国」が支配するイラク北部の要衝モスルを奪還するため、イラク政府軍やクルド人治安部隊など計2万─2万5000人を投入する計画を公表
Reuters

4月にもモスル奪還作戦へ、対イスラム国でイラク軍など2万人超投入

[ワシントン 19日 ロイター] - 米中央軍当局者は19日、過激派組織「イスラム国」が支配するイラク北部の要衝モスルを奪還するため、イラク政府軍やクルド人治安部隊など計2万─2万5000人を投入する準備が進められていることを明らかにした。奪還作戦の着手時期は、4─5月になる見通し。

当局者は匿名を条件に記者団に対し、モスルは現在イスラム国の戦闘員1000─2000人によって占拠されていると指摘。その上で、米軍顧問らをモスル近くの地上に派遣する必要があるかどうかについては、判断が下されていないとした。

モスルは人口が100万人を超える規模の都市で、昨年6月にイスラム国が占拠した。イスラム国が支配下に収めたと主張する地域の中では最大の都市。

注目記事