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デートDVって何? 「通話履歴やメールをチェックする」ことも暴力

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(画像はイメージ)High scool student waiting for the train to pass at rail crossing | whitetag via Getty Images
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交際中の若いカップルの間で起こる暴力「デートDV」を防止しようと、秋田県大仙、仙北両市の高校生が作成した啓発チラシが、2月24日、完成した。A4版の両面刷りで、デートDVの説明のほか、自分や相手の振る舞いがデートDVにあたるかのチェックテスト、実際にデートDVを受けた人の思いなどが盛り込んである。

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デートDVは、配偶者間やカップルなどの間で起こるドメスティック・バイオレンス(DV)のなかでも、社会に出る前の高校生や大学生の間で起こるDVを指す言葉。配偶者からのDVと比べると世間の認知度はまだ低い。なぐる・けるといった身体的な暴力だけでなく、「通話履歴やメールをチェックする」「強引にアダルトビデオなどを見せる」といった精神的な暴力や、「デートの費用を全て出させる」などの経済的暴力も含まれる。

チラシ作成にあたっては、6回のワークショップを開催。大仙市の担当者はハフポストの電話取材対し、女子生徒だけでなく男子生徒もワークショップに参加したと話した。参加した生徒らは「私たちと同年代である高校生にも被害者が多いことに驚いた」、「今まで自分がDVと思っていなかった行動や言動が、実はDVだということを知り、自分自身の行動について気をつけるようになった」と振り返った

なお、さいたま市が市内の高校、大学の生徒・学生を対象に行った調査によると、同市ではデートDVに関する若年層の認識は高まっているとされるが、それでも6割に満たない状態だ。また、身体的暴力については88.0%の人がDVと認識していても、精神的暴力に関する認識は35.8%と低かった。

精神的暴力の中では、「携帯電話の着信・発信履歴やメールのチェックをする」ことを暴力だと思うと回答した割合は35.8%。「LINEやFacebookなどのSNSをしつこく監視したり制限する」ことに対しては、51.7%が「暴力だと思う」と回答した。

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さいたま市の調査では、42.2%が「これまでに交際した相手がいる(いた)」と回答。このうち、最も多かったデートDVの被害経験は「携帯電話の着信・発信履歴やメールのチェックをする」で12.7%。次いで「LINEやFacebookなどのSNSをしつこく監視したり制限する」が10.0%となった。

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h/t 秋田魁新報

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