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アンジェリーナ・ジョリーさん、卵巣摘出を告白「簡単なことではなかった」

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ANGELINA JOLIE
US actress and UNHCR ambassador Angelina Jolie stands during a visit to a camp for displaced Iraqis in Khanke, a few kilometres (miles) from the Turkish border in Iraq's Dohuk province, on January 25, 2015. Run by authorities from the three-province autonomous Kurdish region of north Iraq with the help of the United Nations refugee agency, the UNHCR, Khanke aims to house 18,000 people, said the agency's Liena Veide. AFP PHOTO/SAFIN HAMED (Photo credit should read SAFIN HAMED/AFP/Getty Ima | SAFIN HAMED via Getty Images
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女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが3月24日、卵巣と卵管を摘出する予防手術を受けたことを明らかにした。検査で、がんの兆候となりうる炎症マーカーが見つかった後の手術だった。

ジョリーさんは、2013年、乳がん予防のための両乳房切除手術を受けている。遺伝子検査で、乳がんになる確率が87%だと分かっての手術だった。ジョリーさんは24日、「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿した。その中で、乳がんの要因とされたBRCA1という遺伝子が、50%の確率で卵巣がんを発症させる要因にもなっていると述べた。

それを理由に、39歳の映画監督、女優、国連特使、そして6人の子どもの母親であるジョリーさんは、いつかは手術を受けようと計画していたのだという。

ジョリーさんはこのように綴っている。「この手術は、乳房切除手術ほど複雑ではありませんが、影響はより重大です。女性を、強制的に閉経させてしまいます。ですから、私自身、心と体の準備をしてきましたし、医師と、選択肢について話し合ってきました。代替医療のことも調べてきました。エストロゲンやプロゲステロンの補充に備え、自分のホルモンの計測もしていました。ですが、決断までにはまだ月日があるだろう、と思っていたのです」

2週間前、検査で炎症度が高まっていることが分かり、ジョリーさんと医師は手術を決断した。夫で俳優のブラッド・ピットは、その時フランスにいたが、手術に付き添うため飛行機で駆けつけた。手術名は、腹腔鏡下両側卵管卵巣摘除術。

ジョリーさんによると、手術で卵巣の1つから小さな良性腫瘍が見つかったが、どの組織にもがんの兆候は無かったという。

両乳房切除手術を受けた後、ジョリーさんは、卵巣の除去を考えていることを「ピープル」誌に告白している。「エンターテインメント・ウィークリー」誌にも、がん予防のために別の手術の準備をしていることを語っていた。

ジョリーさんの最新の手記では、2つのことが強調されている。1つは、この決断が彼女特有のものだということ。もう1つは、この決断のもとになったのが、ジョリーさんの家族に伝わる病気の歴史だということ。ジョリーさんは、母親、祖母、そして叔母を、がんで亡くしている。

ジョリーさんは手記の中で、自分以外の女性には、別の選択肢もあるとつづっている。

「私には、BRCA1の遺伝子突然変異があります。しかし、それだけを理由に、手術を決めたのではありません。私以外の女性の方に、聞いてほしいのです。BRCA検査が陽性だからといって、即手術というわけではありません。私はたくさんの医師や、外科医や、自然療法家と話をしました。他にも選択肢はあります。経口避妊薬を服用する方もいれば、代替医療に頼りつつ、頻繁に検査を受ける方もいます。どんな健康問題に関しても、対策は1つではありません。1番大切なことは、選択肢について知り、その中から自分の個性に合ったものを選ぶことです」

ジョリーさんはこのように付け加えている。もっと若い女性なら、卵管を除去しつつ、卵巣を残すという選択肢もある。そうすれば、閉経せず、妊娠も可能なままなのだという。

「このような選択をするのは、簡単なことではありません」。ジョリーさんはつづっている。「ですが、どんな健康問題に関しても、それをコントロールし、正面から立ち向かうことはできます。助言を求め、選択肢を知り、自分に合った選択をする。それは誰にでもできることです。知識は力なのです」

アンジェリーナ・ジョリーさんの手記の全文は、ニューヨーク・タイムズで読むことができる。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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