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各国別、誰かの家に行くときに、従うべきルール

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身近にいる、エチケットのない人でさえも、だれかの家を訪れる時に守るべきルールがあることは理解している。手ぶらで行ってはならない。歓迎を受けても長居は避けなければならない。また、ホストの家の物を詮索してはならない

とはいえ、住み慣れない海外の家に行ったときには、「ふさわしいふるまい」が何なのか見当もつかないということもあり得る。前述のルールが適用できることは間違いないが、場所によって頭に入れておかなければならないことがあり、さもないと、次に招待してもらえなくなる。

16カ国のハフポストの編集者に、母国の家庭で見受けられる典型的なルールと、外国出身の招待客に知っておいてもらいたいことを聞いた。以下がその答えだ。

インド

ホスピタリティはインド文化の中で最も重要なことだ。ヒンディー語のことわざで、「Atithi Devo Bhavo」というものがあるが、「訪問者は神の化身である」という意味だ。ホストは1杯の水を提供し、ゲストはそれを飲むのが慣行だ。履物は通常、家に上がる前に外に置き、ホストの頬にキスをするのは必ずしも喜ばれない。(インド人はより形式的なあいさつを好む)。

インドの家で料理が出された場合、一緒にアルコールが供されることは期待できない。また、ホストが空になった皿に料理をつぎ足そうとする時、彼は「結構です」と言われることを想定していない。「たんに『結構です』と言っても、彼らはやめようとしません」と、ハフポストインド版のスルシジスKKは言う。「熱心な態度で抵抗しなければなりません。両手を振って「ノー」の意思を表したり、お腹を押さえて本当に満腹であることを示したりするのが望ましいでしょう」

イギリス

ハフポストUK版のソーシャルメディア担当編集者クリス・ヨーク氏は、イギリス人は自宅でホスト役を務めるには不向きなのかもしれないと語った。「イギリス人は外食のほうがずっと好きなのです」と、彼は言う。それでも、夕食に招待された時には守るべき3つのルールがある。

自分が飲む分の酒類と、それ以外に、ホストへのみやげを持参する。「率直に言うと、2人でボトル1本では十分ではありません」。カーペットの敷かれた家に上がる場合は、靴を脱ぐ。また、パーティーが終わったら、招待状を返却する。

イタリア

だれかの家で、「ミネストローネ以外のスパゲッティやその他のパスタを食べるのに、決して、絶対に、スプーンを要求してはいけません」とハフポストイタリア版のジュリア・ベラルデッリ氏は言う。皿の上に料理を残しても、とても落胆させてしまう。「最善を尽くして、その経験を楽しんで下さい。人生はダイエットをするには短すぎますから」とベラルデッリ氏は付け加えた。

フランス

ハフポストフランス版の編集者サンドラ・ロレンツォ氏は、フランスの家庭に招待された場合、かならず何かみやげを持っていくよう勧めている。ワイン、スウィーツ、また花も喜ばれるが、一番いいのは何か? シャンパンだ!

カナダ

カナダは人口構成が多様なため、共通のルールを明確に定義することが難しいが、ホストが「何も持たずに来て下さい」と言ったとしても、感謝のしるしを持っていくべきであるということを忘れてはいけない。そして、ホストが断っても、後片付けの手伝いを申し出るのがよい。パーティーは結局、台所で終わるのが普通である、とハフポストカナダ版のライフスタイル担当編集者のリサ・ヨン氏は話した。

ドイツ

ドイツ人は、パーティーに時間通りに来ることを期待する。「ディナーへの15分超の遅刻は本当に失礼に当たります」と、ハフポストドイツ版のレア・コッチ氏は言う。また、以下のことに気を付けるとよい。アルコールを持ち込む時は、コッチ氏が言うにはビールを持ち込む人はいない。そして、「そこが自宅であるかのようにふるまってはいけません」とコッチ氏は言う。言い換えれば、「くつろぎ『すぎ』はいけない」。

マグレブ

モロッコやチュニジアを含むマグレブ内では、みやげを持っていくにも、ワインには注意が必要だ。「ホストがアルコールを飲むことが確実な場合でない限り、飲まない人の心証を害する可能性があります」と、マグレブ版主任編集者のフーエイダ・アノウアル氏は話す。甘いものは安全な選択肢でしょう -- 例えば、ホストが国内で目にしないようなゲストの出身国産の美味のものがよい。ゲストは、片付けの手伝いをするのは許されないだろうが、もしする場合でも、パンをごみ箱に捨ててはならない。「パンはマグレブ文化の中で神聖なものなのです」とアノウアル氏は言う。「その思想は、他のいずれかの場所で空腹の人がいることを知りながら、パンを捨てることはできないということです」。また、間違ったステレオタイプを鵜呑みにしたような行動も良くない。「ベドウィンや他の遠隔の地域を除いて、クスクスを手で食べる人はいません。スプーンを使って下さい!」と、Anouar氏は付け加えた。

ギリシャ

ギリシャではゲストは、手ぶらで訪問してはならないとハフポストギリシャ版のライフスタイル編集長のデスピナ・トリボリ氏は言う。「人気があるお土産は、アルコール、デザート (ケーキがとても好まれる)、植物です」。花は一般的に喜ばれるが、通常の場合、鉢植えの植物が好ましい -- バルコニーや庭で育てられるものということである。

またディナーが着席形式で行われる場合、ゲスト全員が揃うまで待つことを心得ていなければならない。「遅刻はいつものことですが、それが心配の種です」とトリボリ氏は言った。

スペイン

スペインでは、招待時間はかならず午後9時かそれ以降である。「決して、絶対にそれより早い時間に招待してはいけません」とハフポストスペイン版のマリア・デサンチャ氏は言う。ゲストも、その時刻より早く姿をみせてはならないことを心得ておく必要がある。その晩の間は、アルコールを好きなだけ飲む準備も必要である -- 到着してからデザート後の飲みもの (ちびちび飲み続けるもの) が出されるまでだ。デサンチャ氏は会話を途切れさせないことがいかに重要かについても言及している。「10秒を超える沈黙は『粗相』にあたります」と彼女は話した。

ブラジル

ブラジルで招待された時の話となると、以下に注意しなければならない: 「ホストから特に求められないかぎり、時間通りに行ってはいけません」と、ハフポストブラジル版の科学医療担当編集者のイオーヌ・アギーアル氏は言う。「パーティーの準備を、実際に始まる時間の1時間前から始めます。ゲストが実際に遅れても、それは失礼にはあたりませんし、もし時間通りに到着した場合、ホストがパジャマ姿で料理の準備をするのを目撃する大きなチャンスになるでしょう」

パーティーが始まると、アギーアル氏が言うには、くつろいで過ごすことに何の問題もない。「冷蔵庫を開けて、欲しいものを取っても構いませんが、調理や片付け、食事の後の皿洗いの手伝いをするのが礼儀でもあります」

韓国

韓国の家では、かならず靴を脱いで、「『ここはとても居心地がよく、きれいで、よく整理されていますね』というようなほめ言葉を言って下さい」とハフポスト韓国版のトレンド担当編集者のヒュンジ・ナム氏は提言する。また、どんなに料理が美味しそうに見えても、最初に食べるのはホストでなければならない。料理が美味しくなくても、「美味しいと言い、食べきる努力をして下さい」と、ナム氏は言う。

日本

ハフポスト日本版の編集長である高橋浩祐氏によると、日本では、特に夜間に人の家で大騒ぎすることは配慮に欠けると見なされる。近隣の住民とのトラブルのもとになるからだ。「東京は人口が密集しているので、静かでいることが好ましいです」と彼は言った。

アルゼンチン

アルゼンチンのパーティーで覚えておくべき最も重要なことは、決して1杯のコーヒーも飲まず、もしくは1度も「仲間」と話すことなく、帰宅してはいけないということである。「それはその日の最も特別な時間であり、そこで仲間達が心を開き、その感情を共有するのです」と、ハフポストUS版の編集者ソニア・ラミレス氏は言う。「それは全員に1つの大きなハグをするようなものです。心の糧になるものです」。

メキシコ

メキシコでホームパーティーに行く時は、その日が世界の終わりであるかのように食べ、相当な時間をそこで過ごす覚悟をしていなければならない。「パーティーは長いです」とラミレス氏は言う。「遅い時間になり、皆が眠そうであっても、だれも帰ろうとしません -- ただし子供がいる場合は、親が子供をソファーに寝かしつけに行くこともあるでしょう」

キューバ

他のラテンアメリカの国々と同様に、時間厳守はキューバでは重要ではない。重要なことは、笑顔で訪問することである。「仮に前夜にだれかが亡くなっていてもです」と、ハフポストUS版の編集者イラニア・ルサルド氏は言う。

プエルトリコ

プエルトリコで、自宅で開催されるパーティーに午後6時に招待されたとする。7時に着いて、コーヒーを待とう。また、以下を頭に入れておくことが重要である: 「プエルトリコ人はとてもうるさいです」と、ラミレス氏は言う。「みんなが同時にしゃべっていますが、言い争いをしているのではありません」。

アメリカ

サプライズが大好きなホストであっても、事前に知らされずに玄関の前に立たれては興ざめする(特に子供やペット、その他の大きなものを連れている場合)。前もって連絡し、1晩以上の滞在なら、その予定の期間をはっきりと伝えておくべきだ。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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