今年も祭りがやってきた。
4月1日といえば、インターネットはエイプリルフールのネタで溢れかえる。今年の傾向は? 面白いネタは? ネタを仕込む各社から寄せられる情報をもとに、毎年エイプリルフールネタをまとめているブロガーのnarumiさんに聞いた。
naruimiさんのイチオシはGoogleマップ。いつもの地図が往年のビデオゲーム「パックマン」に早変わり。「単なるネタ画像ではなく、遊べるものを作りこむのはさすがです」
「Google日本語入力の動画もいいですね。ただ『笑える』ではなくて、ジョークの中にさりげなく未来を感じさせるところに感心します」
やはりネット界の巨人、Googleはすごかった……。
だがアイディアで光るネタもあったという。
「多くのネタが埋もれる中、面白法人カヤックは最高でした。エイプリルフールネタのまとめサイト……かと思ったら、このまとめサイト自体が全部ウソ。今のネタばかりになる状況を踏まえて、ひねりが効いているのが最高ですね」。
NAVERまとめかとおもいきや……違った!
ただエイプリルフールのネタも、そろそろ曲がり角に来ている、とnarumiさんは言う。
「今はスマホですから、パソコンのWebが前提というのはだんだんキツくなっていますね。そろそろネタもアプリで仕込む時代になるのかもしれません。あと、若い世代にとっては、ネットはデマとネタだらけという認識でしょうから、今さら、4月1日だからってウソと言われてもね……というのもあると思います。祭りとして面白いので、僕は好きですけどね」
インターネット業界の恒例行事となった今、どんどん予算も時間もかかるものになり、簡単にはネットで拡散されない現在の状況が続けば、エイプリルフールの形も変わっていく可能性がある。
曲がり角を迎えるエイプリルフールネタ。今年、目立ったものをいくつか紹介する。
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