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所沢市長、一部の学校へのエアコン設置を表明 住民投票受けて方針転換

2015年04月02日 17時43分 JST | 更新 2015年04月02日 17時44分 JST
Absodels via Getty Images
Tokyo, Japan

埼玉県所沢市の藤本正人市長は4月2日、航空自衛隊入間基地に近く、防音校舎になっている小中学校28校のうち最も騒音がひどい地域にある2校に、エアコンを設置する方針を表明した。朝日新聞デジタルなどが報じた

設置されるのは、狭山ヶ丘中学校と北中小学校。2月に実施されたエアコン設置を問う住民投票で「賛成多数」となったことを受けて、従来の反対方針を転換した。

所沢市では2006年、自衛隊機の騒音のために窓を閉めきる「防音校舎」にした市内29校へのエアコン整備計画を決めた。09年には宮前小学校での冷房工事が終了したが、11年就任の藤本正人市長が「東日本大震災を経験し、私たちは便利さや快適さから転換すべきだ」などとして方針を撤回。住民側が反発して、14年11月に、約8400人の署名を添えて住民投票条例制定を市に直接請求した。

2月15日に実施された住民投票では、「エアコン設置」に賛成が5万6921票で、反対の3万47票を上回った。ただし、投票率は31.54%にとどまり、市条例で結果を重視することを定めた「多数票が投票資格者の3分の1以上」という条件には届いていなかった。

今後は騒音が比較的少ない残り26校へのエアコン設置が焦点になりそうだ。

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