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村上春樹さん、歴史認識について語る「相手がもういいでしょう、と言うまで謝るしかない」

2015年04月22日 00時12分 JST
ASSOCIATED PRESS
Novelist Haruki Murakami of Japan is seen before receiving the Jerusalem award during the International Book Fair in Jerusalem, Sunday, Feb. 15, 2009. (AP Photo/Bernat Armangue)

作家の村上春樹さん(66)が、共同通信のインタビューに答え、歴史認識や原発について語った。東アジア情勢について、中国と韓国の国力が上がり、今まで封じ込められていた問題が吹き出した、と現在の状況について述べ、歴史認識について踏み込んだ発言をした。4月21日付の神戸新聞などが報じている。

ただ歴史認識の問題はすごく大事なことで、ちゃんと謝ることが大切だと僕は思う。相手国が「すっきりしたわけじゃないけれど、それだけ謝ってくれたから、わかりました、もういいでしょう」と言うまで謝るしかないんじゃないかな。謝ることは恥ずかしいことではありません。細かい事実はともかく、他国に侵略したという大筋は事実なんだから。

また、原発についても「地震も火山もないドイツで原発を撤廃することが決まっているわけです。危険だからという理由で。原発が効率的でいいなんて、ドイツ人は誰も言っていません」とし、原子力発電所ではなく、「核発電所」と呼ぶべきだ、と主張している。

村上さんは1949年、京都市生まれ。1979年「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で谷崎潤一郎賞。1987年の「ノルウェイの森」は累計1000万部を超える大ベストセラーになった。地下鉄サリン事件を扱った「アンダーグラウンド」といったノンフィクションのほか、スコット・フィッツジェラルドの名作「グレート・ギャツビー」など翻訳作品も多い。

フランツ・カフカ賞、エルサレム賞、カタルーニャ国際賞など海外からの評価も高く、メディアからは毎年、ノーベル文学賞の有力候補に挙げられている。

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