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TPP、貿易手続きの簡素化など6分野と1項目で交渉終了=政府筋

2015年04月23日 21時17分 JST | 更新 2015年04月23日 21時18分 JST
Reuters

[東京 23日 ロイター] - 環太平洋連携協定(TPP)をめぐる全体交渉で、貿易手続きの簡素化等について定める「税関当局および貿易円滑化」など6つの分野と「法的・制度的事項」の分野の1項目で、すでに交渉が終了していることがわかった。政府筋が与党関係者に明らかにした。

すでに交渉が決着しているのは、サービス産業分野での「越境サービス」「商用目的の者の一時的な入国」「電気通信サービス」と「税関当局及び貿易円滑化」「協力・キャパシティビルディング」「分野横断的事項」の各分野。

このうち、「電気通信サービス」は他の経済活動の基礎となる手段でもあるため、電気通信インフラ、サービスへの公平なアクセスの確保に関するルールを定める。

また、「法的・制度的事項」の分野では6つの事項のうち、「運営・制度」に関する交渉が終了した。

TPP交渉では、テーマを21分野に分類し、それぞれの担当者がメールや電話を通じて12カ国間の交渉を進め、首席交渉官会合でさらに未決の問題を協議している。

23日からは米国・ワシントンに近いメリーランド州で首席交渉官会合が開かれる。鶴岡公二首席交渉官は出発に先立つ21日朝、記者団に対し、同日まで行われた日米閣僚協議を受け、「日米協議の進展がTPP交渉を進めるのに大きな気運になると期待できる」と述べた。

今回の会合では、最も難航している「知的財産」の分野における協議が焦点となる。「知的財産」では、新薬開発データの保護期間をめぐり、長い期間を求める米国と新興国が激しく対立している。

鶴岡首席交渉官は「知的財産」の分野での協議進展に意欲を示すと同時に、「今回の会合で全てが解決するわけではない。最終段階の入口と位置付けられる」とも語った。

(宮崎亜巳 編集:田巻一彦)

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