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「御朱印はスタンプラリーではない」 本来のマナーとは?

2015年05月06日 17時41分 JST | 更新 2015年05月06日 17時43分 JST
scchiang/Flickr

各地の寺社の寺院や神社に参詣・参拝した際、証(あかし)として授けられる「御朱印(ごしゅいん)」を集めることが人気だ。「御朱印ガール」などの言葉も生まれ、オリジナルの朱印帳を発売する寺もある。

一方で、御朱印集めに東京の浅草寺は「ただ単に集めるだけでは、本来の御朱印の意義を無視してしまうことになる」と指摘する。

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「ご朱印について」

この頃、神社仏閣に参拝され「ご朱印」を受ける方が大変多くなっております。

これは「ご納経(のうきょう)」とも呼ばれ、その由来は参詣者がお経を書写して寺社に「お納め」することに始まっております。ですから昔は納経帳の右肩の所に「奉納大乗経典(ほうのうだいじょうきょうてん)」と書かれておりました。現在は「奉拝(ほうはい)」という文字となっています。

いつの頃か、この作法が簡略化されて、お写経を納めなくとも参詣の証しとして「ご判」を頂くことになって今日に及んでおります。そして各霊場を巡拝する「巡礼(じゅんれい)」信仰と結びついて盛んになりました。これは観音三十三札所あるいは四国八十八ヶ所を巡礼し、その全部の霊場から「ご判」を頂くと、その功徳によって地獄には堕ちないばかりか、所願も成就するという古来の信仰に基づいているものです。

このような本義から申しますと、お経も書写せず、あるいはお堂に入ってお参りもしないで、ただご朱印だけを集めて歩くということでは、本来の尊い意義を無視してしまうことになり、あるべき姿から離れてしまいます。少なくとも『般若心経』」一巻または『観音経』偈文(げもん)などを書写なさるか、ご宝前で読誦されるなどして、その後に「ご朱印」をお受けになるようにして頂きたいものです。

金龍山 浅草寺

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この画像を見たネットユーザーからは、「要約すると『御朱印はスタンプラリーではない』」「マスコミも流行りだけで取り上げるのはいかがなものか」などの声が挙がった。

なお、浅草寺は坂東三十三観音(神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県にかけてある33か所の観音霊場)では第十三番、江戸三十三観音では第一番の札所となっている

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