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東芝の不適切会計問題、高い予算達成目標が原因

2015年05月15日 22時26分 JST
Reuters

東芝<6502.T>は15日、不適切な会計処理をめぐる問題で、 外部の専門家で構成する第三者委員会を設置したと発表した。メンバーは元東京高等検察庁検事長の上田廣一弁護士を委員長として4人を選任した。

4月に設置した社内の特別調査委員会は5月中に調査結果を第三者委に報告し、資料などを引き継いで解散する。

社内の特別調査委の調査によると、現時点までに計9件の過少見積もりが判明。2011─13年度までの営業損益で累計500億円強の減額になると見込んでいる。

また、不適切な会計処理の発生原因の1つとして、社内の予算達成目標が高く、新規性が高い案件にかかわる会計上の見積もり判断については、財務報告の内部統制が完全に機能していなかったことが挙げられているという。

さらなる過年度決算の訂正が必要になるか否かは不明。

第三者委の調査範囲と調査期間は決定次第公表する。第三者委の調査結果と決算発表は速やかにとりまとめる予定としている。[東京 15日 ロイター]

(村井令二)