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ダーイシュ(イスラム国)のラマディ制圧、イラク政府が奪還のためシーア派民兵を集結

2015年05月18日 20時38分 JST | 更新 2015年05月18日 20時58分 JST
ASSOCIATED PRESS
Security forces defend their headquarters against attacks by Islamic State extremists during sand storm in the eastern part of Ramadi, the capital of Anbar province, 115 kilometers (70 miles) west of Baghdad, Iraq, Thursday, May 14, 2015. Islamic State extremists tend to take advantage of bad weather when they attack Iraqi security forces positions, an Iraqi officer said. (AP Photo)

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ラマディの砂嵐の中、イラクの治安部隊がダーイシュの攻撃に応戦する(AP Photo)

ダーイシュ(イスラム国)が5月17日、イラク西部の主要都市ラマディを制圧したことを受けて、政府の要請を受けたイスラム教シーア派の民兵がおよそ3000人集結し、奪還をめざすとみられる。AP通信が報じた。

ダーイシュは17日、イラク西部のラマディを完全に制圧したと表明し、イラク軍の戦車を接収し、同軍の兵士「数十人」を殺害したとしている。

ラマディは、首都バグダッドの北西に115キロ離れた拠点都市で、スンニ派が大半を占めるアンバル州の州都。ロイターによると、州知事報道官はこの数日間の戦闘でおよそ500人が死亡し、さらに6000〜8000人が家から避難したと述べた。

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ラマディから避難した家族がブゼビズ橋で夜を明かし、バグダットを目指して歩く(AP Photo/ Hadi Mizban)

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ラマディから避難した住民たちの避難民キャンプで水を運ぶ子供 AFP PHOTO / AHMAD AL-RUBAYE (Photo credit should read AHMAD AL-RUBAYE/AFP/Getty Images)

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ダーイシュのラマディ制圧で避難し、家を失った子供たちが非難民キャンプに集まり、カメラにピースサインを向ける AFP PHOTO / AHMAD AL-RUBAYE (Photo credit should read AHMAD AL-RUBAYE/AFP/Getty Images)

AP通信によると、イラクのハイダル・アバディ首相もシーア派で、今回の民兵派兵は、イラク国内での宗派対立が激化する恐れがあるとしている。

ダーイシュ、ラマディ制圧

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