「世の中の役に立っている」と実感できる仕事とは?

「好きなことを仕事に選べば、生涯1日たりとも働かなくて済むであろう」というが、その好きな仕事が社会に貢献するものであれば、なおさら幸せな人生を送ることができる。自分が社会に貢献していると感じる仕事とは何だろう。
Shutterstock / Rob Marmion

「好きなことを仕事に選べば、生涯1日たりとも働かなくて済む」というが、その好きな仕事が社会に貢献するものであれば、なおさら幸せな人生を送ることができるだろう。

どんな仕事で働く人たちが「自分は仕事を通して世の中に役に立っている」と感じているのだろうか? それを調べたのがアメリカの報酬調査会社「ペイスケール」だ。

ペイスケールは、社会に貢献していると感じているだけでなく、収入がアメリカの平均収入額を上回る仕事のトップ10を発表した

収入が悪くなくて、世の中に役立っていると感じることができる仕事とは何だろう?

認定助産師
Martha Irvine/AP
認定助産師の93%が、自分たちは有意義な仕事をしていると感じている。新たな生命を授かる瞬間の手助けをするという仕事の内容を考えると、この数字は驚きではない、とペイスケールはコメントする。
福祉サービスのプログラムを管理するディレクター
Steve Cannon/AP
福祉サービスの専門家であるプログラム管理ディレクターは、児童福祉や依存症回復など、様々な福祉の分野で働く人たちの手助けをする。この仕事に携わる人のうちの94%が、自分の仕事を通して社会をより良い場所にしていると感じている。
行動分析家
Lefteris Pitarakis/AP
行動分析家たちは、 顧客と1対1で面談して彼らの行動や周りの環境を分析し、より良い選択をする手助けをしている。94%の行動分析家たちが、自分の仕事は有意義なものであると考えている。
カイロプラクター
planetc1/Flickr
指圧などによって骨格のゆがみを調整し、神経の働きを回復するカイロプラクター。この仕事に携わる人たちの中で、自分の仕事が世の中の人たちに貢献していて嬉しいと回答している人は94%にものぼる。
消防隊長
Rich Pedroncelli/AP
危険がともなう消防隊長の平均給与は約6万ドル(約740万円)。命をかける仕事への対価として決して高いとは言えないが、それでも消防隊長の94%は、自分の仕事は社会をより良く、そして安全な場所にしていると思っている。
非営利団体のエグゼクティブ ディレクター
Paul Faith/PA Wire
非営利団体のエグゼクティブ ディレクターは、自分が所属するNPOが持つ使命と、自分たちの仕事が世の中を助けている実感から、仕事に対する大きな満足ややりがいを感じているという。
主任牧師
Rich Pedroncelli/AP
主任牧師とは、牧師が数人在籍する大きな教会で筆頭を務める牧師だ。教会のメンバーを指導し、慰めと助言を与えるという役割を果たす主任牧師うち98%が、自分の仕事は世の中を良い場所にする助けをしていると感じている。
小学校の校長先生
David Goldman/AP
小学校の校長は、将来のリーダーや知識人、それに世の中を変える可能性を持つ子供たちを育てる。98%の小学校の校長先生が、この仕事は世の中を良くする仕事だと考えているのも不思議ではない。
警察署長
Louis Lanzano/AP
現在多くの警察署長が、社会からの信頼を失い、危険や批判の矢面に立たされている。しかしそれでも多くの警察署長たちが、この仕事は社会に貢献していると感じている
整形外科医
phalinn/Flickr
整形外科医の一般的な収入は約33万7800ドル(約4200万円)で、医療の分野でも高収入の分野に属する。ペイスケールによると、自分たちが世の中の役に立っていると感じている整形外科医の割合は100%だという。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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