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「慰安婦問題、交渉は最終段階」韓国・朴槿恵大統領の発言が憶測呼ぶ

2015年06月14日 23時11分 JST | 更新 2015年06月14日 23時11分 JST
ASSOCIATED PRESS
South Korean President Park Geun-hye delivers a speech during a ceremony marking Memorial Day at the National Cemetery in Seoul, South Korea, Saturday, June 6, 2015. South Korea marked the 60th anniversary of Memorial Day for those killed in the 1950-53 Korean War. (Kim Hong-Ji/Pool Photo via AP)

韓国の朴槿恵大統領が6月11日、アメリカのワシントン・ポスト紙の記者のインタビューに答え、慰安婦問題について日本との交渉が「最終段階」にあると話したことが、様々な憶測を呼んでいる。その反応と背景に迫った。

朴大統領は、MERS(中東呼吸器症候群)の感染者数が韓国で拡大の一途をたどっていることを理由に、当初から予定していたアメリカ訪問を延期した。日本関連のインタビューの一問一答は次の通り。

──韓国と日本は共通の利害関係が多いにも関わらず、第2次世界大戦の歴史認識を巡って非常に緊張した関係にある。関係をどう改善するか? 安倍晋三首相と会う意向は?

歴史問題について解決しなければならない課題がある。同時に、安全保障を巡る日韓の協力関係が、歴史問題で打撃を受けてはならない。安倍首相については、何度も会う機会があった。慰安婦問題については目に見える進展があり、交渉は最終段階にある。国交正常化50年が、非常に意味ある節目になると期待できる。

──慰安婦問題は解決すべき課題と、これまでも言及している。進展とは具体的に何か?

これは水面下の交渉であり、交渉の過程を明らかにすることは差し控えたい。

──安倍首相がなんらかの謝罪をすることを望んでいるか?

日本の歴史家は世界の歴史家と同様、日本の指導者が過去の清算をすることを望んでおり、それでこそ前進することができる。しかし過去の否定や、過去に起きたことを正当化する行為が、進展の可能性を狭めてきた。慰安婦問題については、すでに生存者は52人しかいない。亡くなる前に、被害者に癒しと名誉回復をするのが日本の義務だ。

‘Eventually we will face a situation that will be beyond our control.’ - The Washington Postより 2015/06/11)

韓国政府幹部は朝鮮日報の取材に「まだ断定的に話す段階ではないが、肯定的な方向に向かっているのは確かだ」、別の関係者は「日本政府による謝罪などを期待できる。そのようなことをしないのであれば、全く意味がない」と述べたという。一方で「安倍政権との交渉はいつでもこじれる可能性がある」という外交筋の言葉も伝えている。東亜日報は「朴大統領が根拠なく言ったのではないのだから、安倍晋三首相が決断を下すことを期待する」との社説を掲載するなど、期待感がにじむ。一方で朝日新聞デジタルは、日本側の反応を以下のように伝えている。

日本側では「韓国は態度が柔らかくなってきた」(政府関係者)との声もある。ただ、突然の発言に「どういう認識で言っているのかわからない」(外務省幹部)と困惑が広がっている。



「慰安婦協議が進展」米紙に朴大統領 日本側は困惑:朝日新聞デジタルより 2015/06/13 05:00)

韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が、日韓国交正常化50年となる6月22日に合わせて訪日する方向で調整が進められており、ここで何らかの調整がなされるとの観測もある

2014/08/15 ソウル日本大使館前

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