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教会銃乱射事件、21歳の男による「ヘイトクライム」が原因か

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クリーブランド郡裁判所に連行されるディラン・ルーフ容疑者(21)(AP Photo/Chuck Burton)

アメリカ・サウスカロライナ州チャールストンにあるアフリカ系アメリカ人(AA)が通う教会で銃が乱射され、AAの男女9人が死亡した事件で6月18日、チャールストン近郊に住むディラン・ルーフ容疑者(21)が逮捕された。容疑者が逮捕され、死亡した9人の身元が判明し、アメリカ国内で高まっていた緊張は追悼の悲しみに変わったと、ハフポストUS版は報じている。

17日午後9時頃、ルーフ容疑者はエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会に入り、週定例の聖書勉強会に参加したが、開始からおよそ1時間後に銃を乱射した。地元警察によると、8人がその場で射殺され、2人が病院に搬送されたが、そのうちの1人は死亡が確認された。

ロレッタ・リンチ司法長官によると、ルーフ容疑者はノースカロライナ州のシェルビーで身柄を拘束された。チャールストン警察のグレッグ・マレン署長によると、ルーフ容疑者は検問にかかり逮捕された。

ホワイトハウスの声明の中で、バラク・オバマ大統領は犠牲者に哀悼の意を捧げ、絶え間なく続く銃乱射事件に遺憾の意を表明した。「またもや、罪のない人々が命を奪われてしまった。危害を加えようとする人間が難なく銃を手にしてしまったからだ。いつか、こうした無差別の犯罪は他の国では起こらないという事実を、我々は国としてよく考えなければならない」と述べた。

犠牲者は女性6人と男性3人で、教会の牧師で州上院議員のクレメンタ・ピンクニー氏も含まれていた。

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死亡したクレメンタ・ピンクニー牧師

エマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会は1816年に創設され、アメリカでももっと歴史のあるアフリカ系アメリカ人教会として知られる。公民権運動の黒人指導者だったマーティン・ルーサー・キング牧師が演説が行ったこともある。

「教会に入り、祈りを捧げている人を銃撃した理由は、人種差別によるヘイトクライム(憎悪犯罪)だ」とチャールストンのジョー・ライリー市長は会見で述べた。「想像もしなかった、最も卑劣な犯行だ」

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事件現場のエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会の向かい側にあるホテルの駐車場で礼拝者が集まり、祈りを捧げる(AP Photo/David Goldman)

エマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会前の通りに集まった警察車両のそばで、男性がひざまずく

17日午後11時ごろ、犯行現場付近で爆発物を仕掛けたという予告があり、警察が報道陣を退去させた

チャールストンの中心街で銃撃犯の捜索を行う警官

1962年、マーチー・ルーサー・キング牧師がエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会を訪れた

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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