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新国立競技場 大幅見直し? それともザハのテイスト残す?「一週間で最終決定」

2015年06月23日 18時16分 JST | 更新 2015年06月23日 20時30分 JST

2020年東京オリンピックのメーン会場となる、新国立競技場の設計案をめぐる問題について、下村博文文科相は22日、建築家の槇文彦さんらが提案した代案について検討していることを閣議後の会見で明らかにした。

新国立競技場のデザインたち

新国立競技場をめぐっては、2012年のコンペで選ばれたイラクの建築家ザハ・ハディドさんの案が、建設すると当初の予算の倍となる3000億円がかかることがわかり、断念。プロジェクトを推進する文科省管轄の日本スポーツ振興センター(JSC)が、2014年、大幅に規模を縮小した修正案を作成した。しかしこの案でも、資材高騰や円安で予算オーバーと工期の遅れが確実視され、5月、下村博文文科相がさらに見直す方針を明らかにしていた。

槇さんのグループは5月、2本のアーチで屋根を支える構造が工期の長さとコスト増大につながっていると問題視。全面を屋根で覆う設計をやめ、客席だけ覆う形にし、客席も6万人分を常設、2万人を仮設とすることで、予算1000億円、42カ月の工期で完成するとしている

ただし、文科相はザハ・ハディドさんのデザインを完全に破棄し、白紙に戻すことを否定。「1週間以内に結論を出さなければいけない」と語っている

「よりよいコストダウンができるとか、ぎりぎりの検討はすべきだと思う」と述べ、提言に耳を傾ける姿勢を示した。一方で「それを採用するかしないかは別問題」としたうえで、建築家ザハ・ハディド氏の案を「白紙から全部やり直すわけではない」と述べ、大幅な見直しはしない考えを強調した。

新国立競技場:文科相 建築家提言検討へ…大幅見直しなし - 毎日新聞 2015/06/23)

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