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イギリスの大女優ヘレン・ミレンは女王を演じきった。余命わずかの少年のために。(画像)

2015年06月24日 22時45分 JST | 更新 2015年06月25日 00時14分 JST

イギリスに住む幼い少年は、あと数週間の命といわれていた。そんな彼の願いは、イギリス女王に会うことだった。本物の女王との面会が不可能な夢だとわかったとき――女優ヘレン・ミレンは、“次の願い”を叶えてあげることに決めた。

10歳の少年オリバー・バートンは、人生のほとんどの時間を白血病と闘ってきた。イギリスの地元紙「レスター・マーキュリー」によると、3歳のときにダウン症と初めて診断されてから、オリバーは3回の大きな手術を乗り越えてきた。しかし、医師は5月初め、オリバーの家族に告げた。「最近、再発した症状の治療はできない」と。

Facebookのオリバー支援ページで、彼の家族は「オリバーの残された時間で、ウィッシュリスト(願いごとリスト)を叶えながら過ごさせてあげたい」と発表した。イギリス大衆紙「サン」によると、オリバーのリストの上位には「バッキンガム宮殿で王女と面会すること」があったという。

イギリスの国立子供腫瘍白血病がんトラストは、オリバーのために、大英帝国勲章受章のディムの称号を持つ大女優ヘレン・ミレンとの面会を設定することができた。ミレンは最近、ウェストエンドの舞台「ザ・オーディエンス」で女王を演じていたのだ。

ミレンが出演するロンドンの舞台を観るために、オリバーのもとにはリムジンが手配された、とレスター・マーキュリーは報じた。その後、オリバーと家族は、舞台裏の“女王のお茶会”に招待され、劇に登場するコーギー犬とも面会した。サン紙によると、ミレンは少年に、“サー・オリバー”と称号を授けたという。

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「ミレンさんは、女王になりきっていました」。オリバーの父親ジェイムス・ブラウンは、イギリス紙「デイリー・メール」に語った。「オリバーは彼女が本当の女王だと信じ、私たちにはそれだけでもう十分だったんです」

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彼の両親は現在、できるだけ彼が人生を楽しめるよう支援するために、「オリバーの幸せな思い出・願いごと」基金を通じて、2500ポンド(約50万円)の募金を募っている

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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