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NHKの朝ドラに決まった「とと姉ちゃん」 どんな話?

2015年06月26日 17時58分 JST | 更新 2015年06月26日 18時11分 JST
NHK

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NHK来春朝ドラ『とと姉ちゃん』に決定 "中身はオヤジ"のヒロイン

NHKは26日、2016年春からの連続テレビ小説が『とと姉ちゃん』(月~土 前8:00 総合ほか)に決まったと発表した。脚本は、ドラマ&映画『怪物くん』『妖怪人間ベム』をはじめ、小説「小野寺の弟・小野寺の姉」を上梓した西田征史(にしだ・まさふみ)氏が務める。

朝ドラ94作目のヒロインは、父の代わりに家族を守る“中身はオヤジ”の小橋常子(こはし・つねこ)。生前の父が教えてくれた「当たり前の暮らしがいかに大切か」という教えを胸に二人の妹と母を守り、女ばかりの常子一家が激動の昭和を駆け抜けていく、小さな家族の年代記となる。

静岡・遠州の自然豊かな繊維の町でおてんばに育った常子は、12歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなり、妹たちからは“とと姉ちゃん”と呼ばれるように。その後、一家は母方の祖母を頼って上京し、東京・深川の材木問屋に間借りする。厳格だが愛情深い祖母の下、常子たちは戦時中を生き抜き、終戦を迎えると“これからの世の中は女の人たちが幸せにならなきゃいけない”と決意し“女の人のためになる雑誌をつくろう”と家族で小さな出版社を起業する。

戦後100万部近い販売部数で一世を風靡(ふうび)した生活総合誌『暮しの手帖』の大橋鎭子・花森安治をはじめとする創業者たちの軌跡をモチーフに、女ばかりの家族が、騒々しくけんかをし、助け合いながら、激動の戦前戦後の昭和を強く明るくたくましく生きる姿と、自分たちの生活の中から1冊の雑誌をつくり、戦後の女性の暮らしの復興にあかりをともしていく希望の物語を描いていく。

「脚本家を志した時から、『連続テレビ小説を執筆することが夢』だと公言してきました」という西田氏は「些細な出来事ややり取りを通じてキャラクターの内面や成長を見せたいと考える自分にとって、毎朝15分という枠の中で登場人物の人生の断片を少しずつ見せることができるその環境は憧れの対象であり、いつの日か執筆させていただきたいと願っておりました。つまり今回、僕の夢がかなったわけです」と喜び「『とと姉ちゃん』は、不器用ながらも毎日を一生懸命に生きている人々が織りなす人情喜劇です。肩肘張らずに楽しんでいただき、毎朝常子たちを応援していただければ幸いです」と呼びかけている。

放送は来年4月4日から10月1日(全156回予定)。クランクインは今秋予定。

■西田征史

1975年5月22日生まれ。東京都出身。学習院大学法学部卒業。脚本家、演出家。主な作品に、NHK『ママさんバレーでつかまえて』(作・演出)、NHK土曜ドラマ『実験刑事トトリ』シリーズ(脚本)、NHK教育TV『シャキーン!』(構成)、ドラマ&映画『怪物くん』『妖怪人間ベム』(脚本)、オリジナルアニメ『TIGER&BUNNY』(シリーズ構成&脚本)など多数。また、小説「小野寺の弟・小野寺の姉」を上梓し、のちに自身の作演出で舞台化、映画化の際には脚本・監督を担当。2012年日経エンタテインメント!にてヒット・メーカー・オブ・ザ・イヤー2012準グランプリを受賞。映画『小野寺の弟 小野寺の姉』の監督として、第39回報知映画賞新人賞受賞。

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