安保法案で茂木健一郎さん、自民党議員を批判「単なるイエス投票マシン」

茂木健一郎さんが安保法案について、自民党議員の姿勢を批判した。党所属議員から執行部への異論がほとんどあがっていないことを、イギリスやアメリカの議員と比較している。

脳科学者の茂木健一郎さんが7月15日、衆院特別委員会で採決される予定の安保法案について、「すげえな! 帝国の逆襲」と題する一連のツイートを行い、自民党議員の姿勢を批判した。

茂木さんは、石破茂氏が「国民の理解が進んだと言い切る自信はない」と発言したように、自民党にも、安倍首相とは意見が異なる議員がいると指摘。しかし、安保法案の審議の方法などについて、自民党執行部への異論がほとんどあがっていないとして、イギリス議会やアメリカ議会と比較して次のようにコメントした。

茂木さんはさらに、「安保法案の成否は、まともな議会制民主主義のあり方だったら、各議員が自分で考えて投票するからわからない、というのが普通」とツイート。「単に各党の数合わせで、もう結果が決まっているかのごとくみんなが思い、報じられている」と、疑問を呈した。

2015/9/17 国会前

安保関連法案・国会の内と外

【関連記事】

注目記事