同級生の被告を号泣させた裁判官、今度は偶然船で乗り合わせていた男に法廷で語りかける

中学校の同級生と法廷で再会し、号泣させたミンディー・グレーザー裁判官。1カ月もたたない7 月27日に、法廷でまた偶然の再会を果たした。

法廷で中学校の同級生だった被告と偶然再会し、被告を思わず号泣させたフロリダ州のミンディー・グレーザー裁判官が、また法廷で偶然の再会を果たした。

今回再会したのは、カリブ海を旅するクルーズ船「カーニバル・ブリーズ号」に一緒に乗っていた、アーロン・グレン被告だ。グレン被告の顔を覚えていたグレーザー裁判官は、こう話しかけた。

グレーザー裁判官:ブリーズ号に乗っていましたか?

グレン被告:乗ってたけど。

グレーザー裁判官:私も乗っていました。船旅を楽しみましたか? 私は4人の子供たちの面倒を見なくてはいけなかったので、仕事に戻れてホッとしています。

グレン被告:先週末に乗ってた? じゃあ俺がダンスしているのに気が付いた? 船に乗っている間、ずっとダンスしていたんだけど。

グレーザー裁判官:ダンスをしていたんですか? 私は、2階の日陰のところに座っていました。

グレン被告はクルーズを終えた後、ジョージア州で犯した詐欺罪でマイアミ港で逮捕された。令状は被告をジョージア州に引き渡すよう求めていたため、グレン被告は保釈請求ができなかった。この状況に同情を示したグレーザー裁判官は、こう述べた。

「保釈請求ができなくて残念です。あなたは船旅の間、逃げようと思えばいつでも逃げることができましたよね。セント・マーチン島やセントクリストファー・ネイビス、プエルトリコで逃げることもできた。でも戻ってきましたね」

この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

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