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新国立競技場、ザハ・ハディド氏を特別扱いしない方針 遠藤利明五輪相が語る

2015年08月03日 01時47分 JST | 更新 2015年08月03日 01時47分 JST
JSC

新国立競技場の建設プロジェクトのトップを務める遠藤利明五輪相が8月2日に放送されたテレビ朝日系『サンデースクランブル』に出演。新国立競技場の問題について語った。

当初予算は1300億円だった新国立競技場は、結局2520億円に膨らんで批判が集まり、白紙撤回となった。建設費が高騰した理由について遠藤五輪相は、「最初にJSCがデザインを頼むときに契約書に1300億円程度と書いてある。専門家の皆さんが問題ない、と審査した。国際入札だからひっくり返す訳にはいかない。それは守らなければならない。どうしてこうなったのか」と語った。

一方、「去年から今年にかけてほとんどの公共建築が3割から5割、倍じゃないと受注できない。そういうこともあっただろう。見通しが甘いと言われれば甘かった」

遠藤五輪相は7月の白紙見直しを受け、建設プロジェクトのトップとなる関係閣僚会議の議長に就任。現在、新しいプランの予算、要件を党内で調整ているという。9月の初めまでに明らかにする方針。

白紙見直しによって撤回されたデザインを設計したザハ・ハディド氏の事務所は27日、「価格を抑えた提案をする用意がある」と声明を出していたが、これについてはゼロベースへの見直しだという前提を強調。

「決めるには国際入札をしないといけない。設計と建設は別々だったが、時間的なものがあるので一緒にやってもらう。その時にザハさんが入札されれば検討する」とし、ザハ氏を特別扱いしないことを明らかにし、「訴訟リスクはあるが国として責任をもってやる」とした。

新しいプランの予算については明言しなかったが、「要件を積み上げている途中。最終的には私が判断し、皆さんに説明する」と話している。

新国立競技場のデザインたち

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