沖縄で米軍ヘリ墜落 沖縄国際大での事故から丸11年を直前に

米軍所属のヘリコプターが沖縄の米軍嘉手納基地の東約35キロの海上に墜落した。沖縄国際大学の校舎に米軍ヘリが墜落した事故から8月13日で丸11年を迎える直前に起きた。

アメリカ軍所属のヘリコプター1機が8月12日午後1時過ぎ、沖縄のアメリカ軍嘉手納基地の東約35キロの海上に墜落した。停泊中の軍艦への着艦に失敗したとみられる。アメリカ軍から海上保安庁に救助要請があった。時事ドットコムなどが報じた。

NHKニュースによると、墜落したのは、アメリカ陸軍に所属する中型多目的ヘリコプターUH60で、「ブラックホーク」の名で知られている。人員の輸送や戦闘での支援活動などに使用されており、陸上自衛隊にも配備されている。墜落したヘリコプターに乗っていたのは17人で、全員救出された。7人が負傷した。

沖縄でのアメリカ軍機の墜落事故は後を絶たず、6月19日付の毎日新聞の夕刊記事によると、沖縄が日本に復帰した1972年の本土復帰以降、45件にのぼるという。12日の事故は、沖縄国際大学の校舎に海兵隊の大型輸送ヘリ「CH53D」が墜落した事故から8月13日で丸11年を迎える直前に起きた。

沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故

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