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【戦後70年談話】韓国・朴槿恵大統領、安倍首相に「残念な点が少なくない」 中国も反応

2015年08月15日 00時20分 JST
ASSOCIATED PRESS
South Korean President Park Geun-hye delivers a speech during a ceremony to celebrate Korean Liberation Day from Japanese colonial rule in 1945, at Seong Cultural Center in Seoul, South Korea, Saturday, Aug. 15, 2015. (AP Photo/Ahn Young-joon)

■韓国

朴槿恵大統領は8月15日、日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」70周年の演説で、安倍晋三首相の戦後70年談話に触れ、「残念な部分が少なくない」と批判した。一方で慰安婦問題などについて、謝罪と反省を表明してきた歴代内閣の立場を受け継ぐとしたことなどに「注目する」とも述べた。

朝鮮日報によると、談話に関連する部分は以下の通り。

「我々としては残念な部分が少なくないことは事実です。歴史は隠そうとして隠せるものではなく、生き証人たちの証言で生きるものだからです。

昨日、それにもかかわらず、日本の侵略と植民地支配がアジアの各国国民に多くの損害と苦痛を与えた点と、慰安婦の被害者に苦痛を与えたことについて、謝罪と反省を根幹とする歴代内閣の立場をこれからも揺るぎないものとすると、国際社会に明らかにしたことを注目します。これから日本が隣国として、開かれた心で東北アジアの平和を分かち合える隊列に加わることを心から願います。これから日本政府は、東アジアの平和を受け継ぐと公言したことを、一貫して誠意ある行動で裏付け、隣国と国際社会の信頼を得なければなりません。特に日本政府は、日本軍慰安婦の被害者の問題を、早急に合理的に解決することを望みます」

「直接謝罪せず『歴代内閣がしてきた』過去・三人称表現」(中央日報)など、韓国メディアは一斉に批判している。

hpk

ハフポスト韓国版は14日夜から15日にかけて、スプラッシュ(フロントページのトップ項目)に「『子供たちに謝罪の宿命を負わせたくない』」「安倍首相『戦後70年談話』で日韓関係を後戻りさせる」との見出しを掲げた。

本文では「『過去形』の謝罪を表明した。真心のこもった謝罪と反省はなかったとの評価だ。歴史認識を巡り続いてきた韓国と日本の対立は、当分続くとみられる」と批判し、以下のように解説した。

(安倍首相は)「私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べた。謝罪の要求をいつまでも受け入れがたいという意味を込めたものと解釈される。

主語もなかった。(中略)「植民地支配」「武力の威嚇」などに言及してはいるが、ここに「日本」という主語はない。日本の行動だったという点を明示しなかった。

安倍首相の戦後70年談話「過去形」の謝罪だけより 2015/08/14 19:13)

■中国

中国外交部(外務省)は14日、報道官が記者の質問に答える形で談話への姿勢を発表した。14日午後10時すぎに木寺昌人・駐中国大使に呼び「戦争責任について明確に釈明し、被害を受けた国の人々に真摯に謝罪すべきだ」との「厳正な態度」を表明した。国営の新華社通信は「談話の中に日本の侵略と植民地化行為に関しては直接的に言及せず、第三者の口ぶり」と批判的に言及しており、政府として暗に不満を表明したものとみられる。

1945年8月14-15日、世界は

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