武藤貴也氏、金銭トラブル報道受け謝罪 知人に持ち掛けた株を購入せず

自民党の武藤貴也衆院議員が、未公開株購入を名目に知人から出資を募ったものの、実際には株を購入せず出資金を返さないとして金銭トラブルになっている。

自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が、未公開株購入を名目に知人から出資を募ったものの、実際には株を購入せず出資金を返さないとして金銭トラブルになっている。8月19日発売の週刊文春が報じたもので、武藤氏は同日、これを否定せずに謝罪するコメントを出した。

週刊文春によると武藤氏は2014年、「国会議員枠で買える」とソフトウェア会社の未公開株の購入を知人らに持ちかけた。その後、話に乗った23人が計約4000万円を武藤氏の政策秘書の口座に振り込んだが、株は実際には購入されず、出資金のうち6人分の約700万円分が返済されていないという。

これについて、武藤議員は「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりお詫びを申し上げます。本件につきましては、今後関係者らと相談し、きちんと対応してまいりたい」とするコメントを発表しました。

自民 武藤貴也衆院議員 トラブル報道で“おわび” NHKニュース 2015/08/19 12:14)

これに関し、自民党の谷垣禎一幹事長は19日、公明党幹部との会談で、「事実関係を把握した上で報告する」と説明。同席した公明党の大口善徳国対委員長は「(武藤氏は)しっかりと説明責任を果たすべきだ」と語った。

武藤氏は7月末、安全保障関連法案に反対する大学生らでつくる「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)によるデモについて、「『戦争に行きたくない』という極端な利己的考え」などとTwitter批判していた

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