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18歳少女、ネットのボーイフレンドを自殺に追い込む「今しかない」

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アメリカ・マサチューセッツの18歳の少女が、同年齢のネット上のボーイフレンドの自殺を、メールで促していたことがわかった。ブリストル郡地区検察局は8月21日、ミッシェル・カーターが自殺したコンラッド・ロイに送ったメールを公表。そこには、コンラッドが自殺したとしても「みんなしばらくは悲しむだろうけど、乗り越えて前に進むよ」などと書かれていた。

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8月24日 公判でのミッシェル・カーター(PETER PEREIRA/THE NEW BEDFORD STANDARD TIMES VIA AP)

コンラッドは2014年7月13日、駐車場に停めた自身の車の中で遺体で発見された。死因は一酸化炭素中毒。ミッシェルはコンラッドに対する過失致死の罪で起訴された。

「やるしかない」

ミッシェルはコンラッドの宛のメールに、「やるしかない」などと記したしたと記録されている。

「必要な物は揃ってる。失敗するはずない。今夜がその時。今しかない」。

コンラッドが計画にとまどいを見せると、ミッシェルはメールで不満をあらわにした。

「あなた、いつも『やる』って言うけど、やらないじゃない」。さらに続ける。

「今夜こそは本気だと、確認したいの」。

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コンラッド・ロイは2014年7月14日に遺体で発見された。(Facebook)

ミッシェルはコンラッドの自殺を後押しするだけではなく、自殺方法の模索にも手を貸していた。トラックに一酸化炭素を引き込む方法をコンラッドが探すことを、ミッシェルも手伝っていた。

その方法について議論している時、ミッシェルはコンラッドが自殺を実行しない言い訳を探していると指摘。コンラッド宛てに「あなた絶対に、『テープがうまく貼れなくて失敗した』とか言い出すでしょ」とメールした。

「こんな言い訳をするに決まってる。いつも言い訳ばっかりだもの」。

さらに、一酸化炭素での自殺に失敗した場合についてもミッシェルは、「袋とか首吊りとかも試しなよ」と言ったという。

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ミッシェル・ミッシェルは過失致死の罪で起訴された。(Facebook)

命を絶った当日、コンラッドは妹たちをアイスを食べに連れ出していた。自分が妹たちを愛していたことを知らせたかったのだと、ミッシェルに話していた。記録にはこのやりとりが残されている。

コンラッド:妹たちには何て言い残そうか。
ミッシェル:買い物に行くとか言えば。
コンラッド:いや、僕が愛していることを知って欲しいんだ。
ミッシェル:知ってるよ。そんなこと絶対に分かってるから。考えすぎだよ。
コンラッド:考えすぎなのは分かってる。ずっと考えてばかりだ。
ミッシェル:分かってる。あなたは自分で言った通りにやればいいの。今やる?

2人は、コンラッドがトラックに座ってから1時間以上も電話で話した。状況がいよいよとなった時にミッシェルは、コンラッドに車内に留まるよう念押ししたことを認めたと記録されている。

「正直、(自殺を)止められた」、ミッシェルは後にメールで、友人にそう語っている。コンラッドの死から数カ月後のことだ。

「私は彼と電話で話してたの。彼は(一酸化炭素が)効いてきたら怖くなって車から出た。戻れって言ってやった」。

もし警察がメールを見たら、「私は終わり」

検察は、ミッシェルがコンラッドの死の直後、何も知らない振りをしていたと強く主張した。ミッシェルはコンラッドの死後、被害者の妹たちに「お兄さんの居場所を知らない?」とメールをしていた。

サウスコースト・トゥデイによると、弁護人のジョセフ・カタルド氏は8月24日の公判で、ミッシェルがコンラッドに「洗脳されていた」、「若く影響されやすい少女に自殺を支持するよう、コンラッドが強く説得した」と述べた。

コンラッドは死の11日前、ミッシェルにメールで「ロミオとジュリエットの様に」心中を持ちかけたとカタルド氏は説明。弁護士は2人がこの2年以上の間に実際に会ったのは1、2回だと話した。しかし、テキストメッセージによるやり取りは何千回にも及ぶという。

カタルド氏は過失致死罪の棄却を望んでいる。「これは(コンラッドによって)計画されていたものです」カタルド氏は述べた。「彼の死の責任は、彼自身にあります。ミッシェルは、言葉という役割でしかありません」。

一方で地区検察局は、ミッシェルがコンラッドの死の直後、「同情と注目を求めて」Facebookでイベントを立ち上げたことを突いている。コンラッドに敬意を表した資金集めとして開催された野球大会の説明文には、「救える命をできるだけ多く救いたい」と書かれていた。コンラッドの友人が自身のFacebookページでこのイベントに言及した時、ミッシェルは彼に連絡し、次のように質問したという。

「私のアイディアを横取りする気じゃないよね?」

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公判に現れたミッシェル・カーター(中央)と弁護人コリー・マデラ(左)、ジョセフ・カタルド(右) 2015年4月23日 マサチューセッツ州ニュー・ベッドフォールド(JOHN WILCOX/THE BOSTON HERALD VIA AP)

ミッシェルはコンラッドの自殺を支援したことを否認し続けており、警察にはコンラッドの死の当日に切れた電話について、「特に何とも思わなかった」と話した。一方で2014年7月21日、ミッシェルはコンラッドの母親から、警察がコンラッドの携帯を探していると聞いた後、友人に取り乱したメールを送っていた。

「自殺や他殺のときに(警察が)やることなんだって。携帯を見てメールとかから誰かに、(自殺を)後押しされてないか調べるって、(コンラッドの母親が)言ってた。彼とのやり取りを見られたら私は終わり。彼の家族にも恨まれて、刑務所に入れられる」。

ミッシェルは9月に友人に送ったメールでは、コンラッドの自殺を知っていて、自殺の支援をしたことも認めていた。理由は「これ以上、彼の望むような生き方で、生き続けさせることはできなかった」。

さらにミッシェルはこう付け加えた。

「あと、(コンラッドは)私を見守ってることを合図するって言ってたけど、まだ何もない」。

ミッシェルの次回の公判は10月2日だ。

Michelle Carter Texts

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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