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2015年09月05日 23時54分 JST | 更新 2015年09月06日 17時25分 JST

【安保法案】松本人志さん「1回集まったって意味ない」 茂木健一郎さん「お笑いに自己規制ないの?」

お笑いタレントの松本人志さんが、9月6日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、安全保障関連法案について、9月4日に学生団体「SEALDs」のデモに参加した脳科学者の茂木健一郎さんと意見を交わした。

松本さんは、以前に同じ番組で「完全に平和ボケですよね」と、反対デモを批判したことがある。

6日の放送でも「看板の文句とか見てると、僕はあまり同じ感情ではないかな」と述べつつ、主催者発表で12万人が集まったとする8月30日の国会デモについて、「継続していかないと。たまに1回だけ集まったって意味ないからね。どんだけ続けていけんのかなと思うし。それに、これ国会に向かって言うことなんかな。むしろ向こうから近づいてきてるわけやから、戦争は。そっちに向かって言わないと」と、異を唱えるべきは国会ではなく中国など外国との意見を述べた。

一方、ゲスト出演した茂木さんは、橋下徹・大阪市長がデモを批判した以下のツイートを念頭に、

「僕は個人的には(安保法案に)反対ですけど、ただね、橋下さんの言うことも分かってて、選挙で選ばれた議員さんたちだから、決めることは専門ですからね。ただ投票って、(衆議院の)解散(総選挙)って『2.○年に1回』なんですよ。その間いろいろ変わったりするでしょ。デモやることはいいと思うんですよ。議員さんに言って、最後は議員がどう投票するかだから」と言った。

その上で「今回やっぱり、クリエーティブな方、自由を大事にしたい方が、何となく今の政治のあり方をいやだなと思っていることは事実だと思います。何となくいろいろ自由に考えたり表現したりすることをもっと認める社会にしたいよね、そこで安倍さんに対して、いろいろ(反対の)気持ちがあるんじゃないかな。いろいろあったじゃないですか。マスコミに対して報道しないようにしてくださいとか。ああいう、自由を少なくしちゃうような政権側の動きに、クリエーターたちがものすごく敏感に反応してる感じがするんですよ」と分析した。

そして「お笑いについては自己規制とか?大丈夫なんですか?」と、松本さんに切り返した。

松本さんは「それは大丈夫ですね。デモとかなると、お笑いの人間は行きづらい。お笑いとかけ離れて行ってしまうから、やりにくいよね」と答えた。

茂木さんは「前の戦争とか、落語とか一部の演目が禁止になったんですよね」と指摘し、「この法律については、通ったら、のど元過ぎれば熱さを忘れることはないと思う。自衛隊が後方支援にかり出されるわけだし。自衛官の方々がどういう思いでいるのかがいちばん気になる」と懸念した。

このほか、2015年に芥川賞を受章した作家の羽田圭介さんは「気になるのは、皆さんどれだけ勉強しておられるのか。自分はどちらかというと反対だけど、強く言うほど勉強していないのを自覚しているので強く言わない。日本の戦争責任について、右派、左派どちらがあげる文献を読んでいくと、結局どっちもうなずけるし、どっちも信用できないこともあったりして、勉強すればするほど、軸足をどっちかに傾けることができなかったんですね」。

お笑いタレントの小薮千豊さんは「安保法案に賛成でも反対でもない、ちょうど中間ぐらい。デモされてることも、本当、すばらしいことだと思う」と述べた上で「中国の抗日的な軍事パレードについてどう思ってはるんかな。日本は軍事行動に行ってない。だいぶ手前の集団的自衛権のことで一歩出ようとしたとき、中国が思いっきりミサイルを並べてることについて、どういうお考えですかとは思いますね」と話した。

【訂正】2015/09/06 17:23

当初のタイトルで、松本人志さんの名前を「松本仁志」と誤って表記していました。お詫びして訂正いたします。

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