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マイナンバー詐欺、早くも 不審電話の手口は......

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国民一人一人に番号を割り当て、年金や税金を管理する「マイナンバー制度」の通知が、10月始まる。重要な個人情報を含む番号のため、管理の重要さが指摘されているが、早速、マイナンバーを狙った詐欺の事例が起きているという。

消費者庁によりますと、現金をだましとられたのは、関東地方の70代の女性です。まず、女性の自宅に公的な機関を名乗る人物から電話があり、うそのマイナンバーを教えられ、その後、別の電話で、「公的な機関に寄付をしたいのでマイナンバーを貸してほしい」と頼まれました。女性が番号を伝えると、次の日、さらに別の電話で、「マイナンバーを教えたことは犯罪にあたる」と脅されて、要求された現金を支払ってしまったということです。被害の金額は明らかにできないとしています。

マイナンバーに便乗 現金詐取も NHKニュース 2015/10/06 16:55)

マイナンバーとは、国家が国民ひとりひとりに番号を割り当て、個人の所得や年金、納税などの情報を1つの番号にひも付けて管理する目的でつくられる「共通番号制度」のこと。国民につける個人識別番号を「マイナンバー」と名づけたため、マイナンバー制度と呼ばれるようになった。10月から通知が始まる段階で、制度のスタート前だが、すでに国民生活センターには、複数の事例が届けられている。

【事例1】行政機関を名乗り、口座番号を取得しようとする不審な電話

行政機関を名乗って、「マイナンバー制度が始まると手続きが面倒になるので、至急、振込先の口座番号を教えてほしい」との電話があった。本当か。(60歳代、女性、北関東地方)


【事例2】行政機関の職員を名乗り、資産などの情報を聞き出そうとする女性の来訪

「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。本当に行政機関がそのような調査をしているのか。(60歳代、女性、九州北部地方)

【事例3】マイナンバーの管理をうたう業者からの不審な電話

知らない業者から「マイナンバーを管理します」という電話があった。「専門家が管理するのか」と尋ねたところ、「私が管理する」と言ったので、不審に思い、電話を切ったが、本当か。(60歳代、男性、南関東地方)


【事例4】早く手続きをしないと刑事問題になるという不審な電話

若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、あなたは手続きをしているか」との電話があった。「まだ手続きをしていない」と答えると、「早く手続きしないと刑事問題になるかもしれない」などと言われ、不審に思った。すぐに電話を切ったが、本当か。(70歳代、男性、四国地方)

マイナンバー制度に便乗した不審な電話等にご注意ください!(発表情報)_国民生活センター

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