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「私たちには花がある」テロについて小さい息子に語った父の言葉が胸を打つ【パリ襲撃】

2015年11月19日 02時14分 JST | 更新 2015年11月19日 02時18分 JST

パリで起きた同時多発テロについて、ある父親が息子に説明した内容が話題だ。フランスのケーブルテレビ番組「ル・プティ・ジャーナル」が11月17日にFacebookに投稿した動画には、45万の「いいね」が押されている。

この日、父と息子は、事件で多数の犠牲者を出したコンサートホール「バタクラン」の前にいた。

銃を持つテロリストがいるために、フランスから引っ越さないといけないと考えている息子に、父は言う。「犯人は確かに銃を手に入れた。でも、私たちには、花がある」と。

劇場の前には、たくさんの哀悼の花が、置かれていた。

二人の会話は以下のとおり。

インタビューア:(少年に)あなたは何が起きたのか、理解していますか?なぜ(犯人は)このようなことをしたのだと思いますか?

少年:はい。それは、彼らがとてもとても悪い人だからです。 悪い人はよくない。 みんな、引っ越さなくてはいけないでしょうから、気をつけなくちゃ。

父親:大丈夫だよ。引っ越しなんかしなくていい。フランスは私たちの家のままです。

少年:でも、悪いやつはどうするの、お父さん?

父親:悪いやつは色んな所にいる。どこにでも悪い人はいるんだよ。

少年:悪い人たちは銃を持っている。とってもとっても悪いやつだから、私たちを撃つかもしれない。

父親:たしかに彼らは銃を手に入れた。でも、私たちには花がある。

少年:だけど、花なんて、何もできない。 奴らは、奴らは・・・

父親:見て。みんながここに、花を置いてるね。

少年:うん。

父親:これは、銃と戦うものなんだ。

少年:これが守るの?

父親:そうとも。

少年:ろうそくも?

父親:これは、亡くなった人たちを、私たちが忘れないようにするためのものだよ。

少年:花とろうそくが、私たちを守ってくれるの?

父親:そうだ。

(少年、にっこり笑う)

le petit journal

インタビューアー: ちょっと気分が良くなった?

少年:うん。大丈夫。

パリ同時多発テロ 一夜明け

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