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「ISの広告塔」だった10代の少女、逃げようとして殴り殺される? オーストリアで報道

2015年11月27日 16時08分 JST

過激派組織「イスラム国」(IS)で「広告塔」の役割を果たしていた10代の女性が、テロリストからの逃亡を試みたためにシリアで殺害されたと報じられた。

サムラ・カシノビックさんは、ISに加わるため2014年、故郷のオーストリアを離れたが、オーストリアの新聞「Österreich」によると、カシノビックさんはISが首都とするシリア北部ラッカから逃亡しようとして、ハンマーで殺害された。

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ISに参加したサビナ・サイモビックさん(左)とサムラ・カシノビックさん(右)

Österreich紙は匿名の「内部関係者」として、カシノビックさんと共にラッカに住んでいたというチュニジア人女性の話を掲載している。その女性によると、カシノビックさんはラッカからの逃亡中に捕えられ、殺害されたという。

オーストリア外務省はカシノビックさんの安否に関してのコメントを控えているが、カシノビックさんが最近ウィーンの友人や家族と連絡を取っていた、というオーストリア政府筋の情報もある。

現在18歳のカシノビックさんは、2014年4月、同じくボスニア系のサビナ・サイモビックさん(当時15歳)とともにウィーンを離れた。そしてSNSに「私たちを探さないでください。アラーに仕えてアラーのために死にます」というメッセージが投稿された。

その後、カラシニコフのライフル銃を持ち、武装した男たちに囲まれた2人の写真がSNSに投稿されている。

2015年10月には、2人は武装集団やイスラム教の厳格な生活スタイルに夢を見過ぎていたと話し、オーストリアに帰りたいと言っていたことが報じられた

2人はISのメンバーと結婚し妊娠したが、オーストリアの法律によって、帰国を拒まれていた。

サビナさんは2014年12月のシリアの戦闘で死亡したとドイツのビルト紙が伝えているが、こちらも確認は取れていない。

この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

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