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2015年12月03日 16時25分 JST | 更新 2015年12月04日 01時11分 JST

菅直人元首相、安倍首相に全面敗訴 原発事故のメルマガは「真実だった」

ASSOCIATED PRESS
Japan's former Prime Minister Naoto Kan speaks during a press conference at the Japan National Press Club in Tokyo, Wednesday, Aug. 8, 2012. Ex-Prime Minister Kan criticized the operator of a tsunami-hit nuclear plant for hiding large portions of video taken during last year’s crisis, including sound of his own. Kan led the emergency effort from his Tokyo office during the crisis at the Fukushima Dai-ichi plant after the March 11, 2011, tsunami critically damaged its reactors. (AP Photo/Junji Kurokawa)

安倍晋三首相が書いたメールマガジンの記述について、民主党の菅直人元首相が謝罪文の掲載と損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は12月3日、菅氏の請求を棄却する判決を下した。ロイターなどが報じた。

朝日新聞デジタルによると、安倍首相は震災直後の2011年5月20日付のメールマガジンで、「やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです」「菅総理は間違った判断と噓について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです」などと書いていた。これに対して菅氏は、「海水注入の中止を指示していないうえ、実際に注入は中断していなかった。記事はすべて虚偽だ」として2013年7月、約1100万円の損害賠償を求めて提訴していた

産経ニュースによると、永谷典雄裁判長は「記事は海水注入が継続されていたことが判明する以前に発信されていた」「注入を中断させかねない振る舞いが菅氏にあったこと、(実際には東電が決めた)海水注入を菅氏が決めたという虚偽の事実を海江田万里経済産業相(当時)ら側近が流したことなど記事は重要な部分で真実だった」とし、「記事は違法な人身攻撃ではなく、論評として適切だった」と認定した。

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