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【カリフォルニア銃乱射】政治家は追悼しながら、銃ロビー団体の献金を受けている ジャーナリストが暴露

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アメリカのカリフォルニア州サンバーナディノで14人が殺害された銃乱射事件をめぐり、1人のジャーナリストのTwitter 投稿がネット上で話題になっている。

2016年のアメリカ大統領選の候補者や国会議員らが犠牲者への追悼の言葉を述べる一方、彼らが全米ライフル協会(NRA)から政治献金を受けている事実を、このジャーナリストは次々と明らかにしている。NRAは、アメリカ最大の銃ロビー団体で、銃規制に反対している。イギリスの新聞、オブザーバーなどが報じた。

このジャーナリストの名前は、イゴール・ヴォリスキー氏で、リベラル系政治ブログ「シンクプログレス」のビデオディレクター兼オピニオン編集者を務めている。

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ジャーナリストのイゴール・ヴォリスキー氏。(Photo: Twitter)

ヴォリスキー氏はNRAの財務情報をもとに、どの政治家がどれほどの献金をNRAから受けているかを把握。献金を受けた政治家が銃乱射事件の犠牲者への追悼の意をTwitterで投稿するのに合わせて、各自の献金受領額をリツイートで明らかにした。

銃乱射事件後にNRAの献金情報を拡散した理由について、ヴォリスキー氏はオブザーバーの取材に対し、「一部政治家の偽善にただただうんざりした」と指摘、「お悔やみのツイートをするだけで、銃規制に反対する政治家たちに飽き飽きしている」と述べた。同氏のTwitterのフォロアーは、事件発生時の12月2日午前の時点では、1万1000人だったが、同氏のツイートが拡散するにつれ、フォロアーが急増、7日現在は7万2000人を超えている。

(下院のポール・ライアン議長は)2014年にNRAから2000ドル(25万円)を受け取り、サンバーナディノの犠牲者に追悼を捧げるが、それ以外のことはほとんど何もしていない。(下院議員のダレル・アイサ 氏は)2014年にNRAから2500ドル(31万円)を受け取り、銃犯罪を防ぐためには祈る以上のことはしない。(下院議員のスティーブ・スカリス氏は)2014年の選挙期間中にNRAから7450ドル(92万円)を受け取り、「平和のために祈る」ことによって、銃犯罪に取り組んで来た。2016年銃規制反対団体から献金を受けた政治家トップ10。上院議員ビル·キャシディ氏(共和党)はNRAから24万7629ドル(約3050万円)の献金を受け、本日の身元調査措置に反対票を投じた。
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