北朝鮮「モランボン楽団」、中国公演ドタキャンの理由は金正恩氏の水爆保有発言?

金正恩第1書記が表明した「水爆保有」発言で中朝関係が悪化したとの説が報じられた。

初の中国公演が当日になって突如キャンセルされた北朝鮮の女性ポップグループ「モランボン楽団」。

理由を巡って様々な臆測が飛び交っているが、金正恩第1書記が表明した「水爆保有」発言で中朝関係が悪化したとの説を、韓国の聯合ニュースが、北京の消息筋の話として伝えた。

北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、金正恩氏が「水爆を保有する核保有国になった」と述べたと報じた。アメリカのホワイトハウスは否定的な見方を示したが、中国は抗議の意味で公演を観覧する高官の格を、党政治局員(指導者級)から次官級に格下げした。政治局員とは習近平・国家主席や李克強首相ら25人を指し、最高指導者が含まれないことに金正恩氏が不満を示し、楽団員を北朝鮮に帰国させたという。

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