古舘伊知郎さん「報道ステーション」キャスターを2016年3月で降板

キャスターの古舘伊知郎さんが、「報道ステーション」のメインキャスターを2016年3月末で降板する。

キャスターの古舘伊知郎(ふるだち・いちろう)さん(61)が、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」のメインキャスターを2016年3月末で降板する。

12月24日、テレビ朝日の発表として、日刊スポーツなどが伝えた。

「報道ステーション」は2004年4月にスタート。前身の「ニュースステーション」の久米宏さんが降板したのに伴い、番組開始当初からメインキャスターを務め、12年にわたり、テレ朝の平日「夜の顔」としての役割を果たしてきた。

スポニチによると、2016年3月の契約終了時点で出演を終了したいと、古舘さん本人から申し出があり、テレ朝は慰留したが最終的には「新しいジャンルに挑戦したい」という本人の意思を尊重したという。

同局によると、今月23日時点での放送回数は2960回。平均視聴率は13・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とプライムタイムの激戦区で長年に渡って好視聴率をキープした。

古舘キャスター「報ステ」降板 テレ朝慰留も「新しいジャンルに挑戦を」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能より 2015/12/24 10:04)

サンスポによれば、番組は4月以降も続くが、後任は未定だという。古舘さんは24日午後に記者会見するとしている。

古舘さんはテレビ朝日のアナウンサーでプロレスの実況担当として人気を集め、1984年にフリーに転身。1980年代後半に人気のあった音楽番組「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ)などの司会を務めていた。

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