アメリカの人気女性歌手ナタリー・コールさんが2015年12月31日、ロサンゼルスの病院で心不全のため死去した。65歳だった。地元メディアの報道として、時事ドットコムなどが伝えた。
1950年、ロサンゼルス生まれ。65年に45歳の若さで亡くなった米国を代表するジャズ歌手、ナット・キング・コールの次女で、75年にデビュー。「ジス・ウィル・ビー」でグラミー賞最優秀新人賞を受賞した。
その後、薬物依存症で活動を停止した時期もあったが、88年にブルース・スプリングスティーンのカバー曲「ピンク・キャデラック」で復活。91年にはナットが残した音源とデュエットしたアルバム「アンフォゲッタブル」が記録的なヒットとなり、グラミー賞の最優秀レコード賞など主要3賞に輝いた。
(時事ドットコム:米歌手ナタリー・コールさん死去=「アンフォゲッタブル」がヒットより 2016/01/02 07:21)
2008年にC型肝炎にかかったことを明らかにし、その後、腎臓移植を受けるなどして治療を続けていた。
1950年代、父のナットキング・コールとナタリー・コール
関連スライドショー(写真をクリック)
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー