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写真は脳の衰えを防ぐ 頭にいいのはこんな趣味(研究結果)

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ELDERLY PHOTOGRAPHER
Senior woman with camera | Plush Studios/Bill Reitzel via Getty Images
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年齢を重ねても脳の衰えを防ぎたい? 新研究によれば、秘訣は「とにかく使うこと」。中でも、高齢者はやりがいのある趣味を新たに始めると、より脳が鍛えられるという。

研究を行ったのは、アメリカ・テキサス大学ダラス校の研究チーム。「身体の健康を保つためにエクササイズが欠かせないように、頭脳をクリアに保つためには脳に複雑な活動をさせることが必要だ」と述べている。

活動の違いによる脳の影響を調べるため、研究チームは39人の被験者を4週間にわたって調べた。

参加者は「難しいことに挑戦するグループ」「簡単なことに挑戦するグループ」「プラセボ(何もしない)グループ」にわけられた。プラセボグループは、新しいことには挑戦しなかったが、音楽を聴く、映画を観るといった普段の趣味はそのまま続けた。簡単なことに挑戦するグループは、人と会ったり簡単な調理に取り組んだりした。難しいことに挑戦するグループは、写真やキルティング、もしくはこの両方といった、継続的な努力を必要とする複雑な趣味に取り組んだ。

実験の前後で、脳をMRIで調べた結果、やりがいのある活動に取り組んだグループは記憶面と認知面で改善が見られた。一方、活動に取り組まなかったグループには改善は見られなかった。

また、もう1つの興味深い発見があった。難しいことに挑戦した人たちの脳は、難易度に基づいて、どの活動にどれくらいの労力を注ぐべきかをよりよく判断した。これは、簡単なことに挑戦したグループでは見られなかったことだ。

「頭を使う活動は脳の機能を変化させ、脳の活動を若者に近い状態にまで回復できると調査結果は示しています」と、研究の共同実施者であるデニス・パーク氏は声明で述べた。

別の共同実施者であるイアン・マクドナフ氏は「『脳は使わなければ駄目になる』とよく言われますが、調査はそれを裏付ける結果になりました」と説明した。

この効果をどういった分野で活用すべきか、さらなる調査が必要だと研究グループは述べた。

継続的な学習や新しい活動への参加が脳に長期的なメリットを与えることは、他の研究からも明らかになっている。具体的には、外国語の学習やパズル、卓球などをすると、年齢を重ねても頭脳を明晰に保つ助けになると示されている。

※この研究は、アメリカの学術誌「機能回復神経学と神経科学」に掲載された。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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