これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと

体が休んでいる間、脳は大忙しだった。
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Andrei Kiselev via Getty Images

最近まで、睡眠は謎に満ちていた。「人間はなぜ眠るのか」という理由を科学者は理解しておらず、体が休んでいる間は脳も休んでいると考えていた。

しかし研究が進んだ現在、睡眠に関してもっと多くのことが明らかになっている。最新の神経科学研究によれば、私たちが寝ている間も、脳は重要な活動を行っている。

スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、著名な精神科医で脳の専門家でもある、デューク大学教授ムラリ・ドライスワミー博士に、睡眠中の脳の機能について話を聞いた。

インタビューで博士は、「睡眠は、私たちの健康をまとめる役割を果たしていると考えられます。起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく働いています」と述べた。博士によれば、私たちが眠っている間に、脳は次の4つの役割を果たしているという。

1. 有害な毒素を排出する

2. 起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。

3. バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。

4. 免疫力を高める。

特に「免疫力を高める」という機能は、体全体の健康を維持するために欠かせないと博士は述べている。

寝ている間も休みなく働いてくれると思うと、脳に改めて感謝したくなる。

ドライスワミー博士インタビュー動画(英語)

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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