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「マイナス金利」導入、日銀が決定 追加緩和策、その狙いとは

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Governor of the Bank of Japan speaks during a panel"The Global Economic Outlook"at the World Economic Forum in Davos, Switzerland, Friday, Jan. 22, 2016. at the World Economic Forum in Davos, Switzerland, Friday, Jan. 22, 2016. World leaders are holding a flurry of diplomatic meetings at the World Economic Forum and worried CEOs are debating about how to deal with this year's volatile markets and low oil prices.(AP Photo/Michel Euler) | ASSOCIATED PRESS
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日銀は1月29日の金融政策決定会合で、追加緩和策として「マイナス金利政策」の導入を決めた。

産経ニュースによると、2月16日から、民間の銀行が日銀に預けている資金(当座預金)の一部に、日銀が利息を払うのではなく、逆に日銀が0.1%の手数料を徴収する。銀行の当座預金が減ることで、資金が貸し出しや投資に回り、景気を刺激する狙いがある。

また、民間の銀行も金利をさらに引き下げたり、逆に預金者から手数料を徴収したりすれば、預金に回っていたお金が消費に回り、経済活性化につながるという意見もある。ただ、民間の銀行が一般の預金者から手数料を徴収することについては、すでに「マイナス金利」政策を導入しているヨーロッパの先例から、難しいとの見方もある

■金融政策の大転換

日銀は、第2次安倍政権発足後の2013年4月から、黒田東彦総裁のもとで「異次元緩和」(量的・質的金融緩和)を実施している。今回の「マイナス金利」導入は、それ以来の金融政策の転換となる。

異次元緩和は、銀行が保有している国債を日銀が買い入れることで、市場にお金を流し込み、景気回復をめざす狙いだった。

日銀は、2%の物価上昇目標(インフレ目標)も掲げているが、景気回復が進まず、アメリカが実施していた同様の金融緩和策を2015年12月に打ち切り、利上げに踏み切った。この影響もあって、2015年6月に2万円台をつけていた東証の日経平均株価は徐々に下落し、2016年に入ってから1万7000円台を前後する水準が続いていた。

日銀のマイナス金利導入を受け、日経平均は一時、28日の終値より600円近く上昇。為替相場も一時、1ドル=121円50銭付近を記録し、約1カ月ぶりの円安水準になった。

■インフレ目標、3回目の先送り

朝日新聞デジタルによると、政策委員9人のうち、賛成5人、反対4人で決まった。

また、今回の政策決定会合では、80兆円の国債買い入れ枠は維持することが決まった。また、インフレ目標の達成時期は、2016年度後半としていたこれまでの目標を先送りし、2017年度前半ごろとした。

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