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上村遼太くんの父親「刑が軽すぎる」 殺害容疑の少年に懲役9~13年の判決

2016年02月10日 20時21分 JST | 更新 2016年02月10日 20時26分 JST
時事通信社

川崎市の多摩川河川敷で2015年2月、中学1年生の上村(うえむら)遼太くんが殺害された事件の裁判員裁判で、横浜地裁は2月10日、殺人と傷害の罪に問われた無職の19歳少年に対し、懲役9年以上13年以下の不定期刑とする判決を言い渡した。朝日新聞デジタルなどが報じた。

今回の裁判の被告は、上村くん殺害事件で逮捕・起訴された3人の少年のうち、リーダー格の19歳少年。カッターナイフで切りつけて殺害したなどとして殺人と傷害の罪に問われていた。

検察は「被告は主導的な立場だった」として懲役10年から15年の不定期刑を求刑したが、弁護側は「反省しており、更生できる」と主張し、懲役5年から10年に刑を軽くするよう求めていた。近藤宏子裁判長は「犯行は凄惨というほかなく、事件を主導した被告の責任は最も重い」として、懲役9年以上13年以下の不定期刑とする判決を言い渡した。

判決で近藤裁判長が述べた内容を、NHKニュースは以下のように報じている。

「被告は被害者が暴行されたことを知人に告げ口したと邪推して怒りを募らせた。被害者に与えた恐怖や苦痛は甚大であり、首を何度も切りつけ真冬の川で泳がせた犯行は凄惨というほかなく、手口の残虐性が際立っている」

テレ朝ニュースによると、19歳少年の弁護人は「控訴するかどうかはコメントできない」と話している。一方、上村くんの父親は弁護士を通じて次のようなコメントを出した

「刑が軽すぎると思います。私はどうしても納得することができません。遼太の命が軽く扱われているようで、かわいそうでなりません。反省しているとのことでしたが、そのようには思えません。今回の公判中、被告は1度も私たちを見ることはありませんでした」

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