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電子書籍と紙の本、ちゃんと読むならどっち? 学生アンケートで意外な結果に

2016年02月16日 16時09分 JST | 更新 2016年02月16日 17時34分 JST
PHIL ASHLEY VIA GETTY IMAGES

将来、本は今とはまったく違う形になる。紙のページは画素に取って代わられ、表紙絵は古美術品のように扱われるかもしれない。

ここ何年も私たちはそう聞かされてきた。「紙は死んだ。電子書籍こそが未来だ」と。ところが最近の研究を見ると、どうやらそう簡単に紙は滅びなさそうだ。

アメリカン大学の言語学の教授で、ハフポストUS版のブロガーでもあるナオミ・S・バロン氏が、アメリカ、日本、ドイツ、スロバキアの300以上の大学の学生を対象に、読書に関する調査を実施した。彼らに「紙の書籍、携帯電話、タブレット端末、電子書籍、ノートパソコン」の中でどの媒体を好むかを尋ねたところ、なんと92%の学生が、しっかりとした読書をする場合には紙の書籍がいいと回答した。

紙媒体が人気を集める理由としてバロン氏は、

・ 電子書籍上に表示されるパーセンテージよりも、どれくらい読み進めたかがわかりやすいので満足感を得やすい

・ 電子書籍になっても、防水仕様ではない

・ コンピューターやモバイル機器に長時間を費やしているので、それ以外で電子機器のディスプレイを見たがらない

などを挙げている。

またニュー・リパブリック誌のインタビューでバロン氏は「電子書籍だと、学生たちは注意力散漫になり、ほかのことに気をとられてしまう」とも述べている。

実際、電子書籍は苦戦を強いられている。ニューヨーク・タイムズ紙は2015年9月に、電子書籍の売り上げが緩やかに減少していると伝えている。電子書籍普及の立役者であるAmazonも、この流れを読んでいるようだ。2015年11月に初の書店実店舗をシアトルにオープンすると発表した

 

それでも、一部の書籍が電子書籍のみで販売されたり、電子書籍アプリが開発されたり、本を届ける側は電子書籍に力を入れる傾向にあるようだ。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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